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極意8 初めての山籠り
穴倉未来を倒した事により宅間は韻渡島では少し有名な存在になった。
名前が売れた事により今までは追う側だった自分が初めて追われる側となったのだ。
宅間は思った。
今までは才能だけに頼って喧嘩をしてきた。
トレーニングは弱者がするものだと思っていた。
しかし今後どんなチャレンジャーが自分に喧嘩を売ってくるか分からない。
山籠りをして初めて修行をしてみようと思った。
宅間は荷物をまとめ山に向かった。
山に登るだけで56歳の体にはかなり堪えた。
とりあえず荷物は重たいので休憩所に置いて行く事にした。
そして数時間後、山の頂上に着いた。
その頃には夕方で山の頂上から海に沈む夕日を見て宅間は思った。
『お腹空いた』
宅間は山を降り、お家に帰って母親が用意してくれた晩御飯を食べて寝る準備をした。
『俺何で山に登ったんだっけ。。』
山登りの疲労により本来の目的だった山籠りを完全に忘れていた。
山籠もりは明日からしよう。
そう強く誓い深い眠りにつき、翌日は昼過ぎに起きゲームセンターでクレーンゲームをして過ごした宅間なのであった。




