極意13 宅義丈一郎〜その3〜
【前回のあらすじ】
トンカツが食べたくなった宅間なのであった。
2R
カーン!
実況『第2Rが開始されました!1Rまさかのダウンの応酬!井下がダウンを奪われるとは思わなかったですねー。』
実況席にいる畑川が答える。
畑川『たぶん宅義選手は天才なんですよねー。あそこで井下選手相手に普通ダウン奪えないですよ。』
井下の初めてのダウンに会場がどよめいている。
井下は落ち着いた表情でジャブで距離を測っている。
ヒュンヒュン
実況『おぉーっと!宅義選手の構えがヒットマンスタイルに変わったー!!』
宅間『さーて、調理開始や。』
ビュンビュンビュンビュン!!
宅間のフリッカージャブが井下を捉える。
井下が距離を詰めれない。
井下の腕が少し下がった瞬間を宅間は見逃さなかった。
宅間『発電パーンチ!!!』
宅間の右ストレートが井下の顎を捉え、井下はロープ際に追いやられた。
そこに宅間がダッシュで近付き得意のデンプシー・ロール。
井下『ぐわぁ〜、やられたぁ!!』
井下がダウン。
レフェリーが試合を止める。
レフェリー『WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一“新”王者!!!たくよしーーー、じょーいちろーーー!!!』
観客『きゃーーーーー、抱いてーーー!!!』
日本中に響き渡るような大歓声!
多くの女性ファンに囲まれる宅間。
宅間『並んで並んで〜、みんなのワシじゃけぇのう。』
そこで1人の可愛いファンを見つける。
宅間『君は今日からワシの女や。ええな?』
女『はい、宅義様。』
〜ホテル〜
宅間『あ、そーれそーれ!!』パコパコ
女『あ〜ん、加藤鷹先生みた〜い!』
宅間『加藤宅です!なーんてね!』
女『たっくんおもしろ〜い。』
宅間『最高や!最高や!ワシは最高や〜!!』
。
。
。
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宅間ママ『いつまで寝てるの!!!早く起きなさい!!!』
宅間『えっ』パチッ
宅間『夢か。』
違和感を感じ、パンツに手を突っ込む宅間。
宅間『あっ。。』
夢
精
し
て
い
た
の
だ
宅間はパンツを洗いながら思った。
多分実際に世界王者の井下と試合しても同じ結果になると。
この試合も宅間の実績に追加されたのだった。
戦績:15戦14勝1引き分け




