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【戯曲形式】推し問答

作者: 麿猫

演劇上演を目的とした戯曲形式での記載とする。


登場人物は二人

高橋 バンド好き

京極 アイドル好き エヴァのグラフィックTシャツを着ている


題 推し問答 二人芝居



ライブハウス外の喫煙所。中心に円筒形の背の高い灰皿が置いてある。


防音扉が開く音。アイドルソングが漏れて聞こえ、防音扉が閉じる音と共に無音になる。

高橋、入ってくる。煙草に火を付けて吸い始める。

再び防音扉が開く音。アイドルソングが漏れて聞こえ、防音扉が閉じる音と共に無音になる。

京極、入ってくる。


高橋 ……お疲れ

京極 お疲れ! いや~今日は付いてきてくれてありがとな!

高橋 いやいいよ。

京極 相方が担降りするって言いだした時は、も~ほんとどうしようかって。

高橋 あー…

京極 チケット余らせるのも勿体ないなって思ってたし、助かったよ!

高橋 いや、いいって。途中で疲れて出て来ちゃったし。

京極 やっぱお客入りも少し減ってて…

高橋 ……そりゃあ……うん。

京極 少しでもお客さんを増やせたならさ、グループにも貢献できてるよね。

高橋 そうじゃね?

京極 なら、よかったかな。

高橋 ……今日は何センチ?

京極 (鞄からチェキの束を取り出して)3センチぐらいかな

高橋 ……ふーん。一枚いくらだっけ

京極 800円

高橋 ……へぇ。

京極 ほら見て! 10枚で落書き付きになるんだ!

高橋 へー。

京極 見て、ハート!

高橋 へー。

京極 見て! きゅん!

高橋 へー。

京極 やっぱアイドルっていいよなぁ! 

高橋 そうか?

京極 わかってねぇなぁ! 会うと元気を貰える。っていうか。なんだか胸がいっぱいになる。っていうか。明日も頑張ろうって気になる。っていうか。

高橋 あーそれならなんとなくわかる。

京極 だろ⁉

高橋 ジャンルは違うけど……ライブ終わった後、肌艶よくなったりするし。

京極 だよな!

高橋 音以外の何かを浴びているような気になるんだよな。不思議と。

京極 なんかさ~。目で、耳で、全身で浴びられる栄養剤っていうのかな。

高橋 点滴かもな

京極 それな! やっぱりこれだよこれ! 俺には凄く効く。

高橋 よかったじゃん。

京極 でもさ……ももちゃんだからかな

高橋 ん?

京極 ももちゃんだからか、今日も積んだなぁ~! とか。なんかお金使ったな~! とか。役に立てたなぁ~! とか。達成感みたいなものが、あんまりないんだよね。

高橋 なんで?

京極 俺以外にも、応援してる人はいっぱいいるし。

高橋 ふーん

京極 …うん(チェキを眺めている)

高橋 (煙草をひと吸いして灰皿に捨てる)ももちゃん、いいと思うよ。アイドルなんて糞興味もねぇし、お前がチケくれねぇなら、自分で来ようなんて絶対思わねぇけど。あの子、センター張ってるだけあってすげぇな。

京極 どこが?

高橋 あの子さぁ、他の子と比べてやる気ねぇじゃん。

京極 ……うん

高橋 でも、なんてんだろうな。光って見えるっていうのかな。いや、具体的にいうと“キメなきゃいけないとこは絶対外さない”のかな。歌もダンスも適当だし、ヒデェもんだけど、キメなきゃいけないところは毎回確実にキメてくるし。なんて言うんだ……自分の魅せ方を熟知しているから、かな。だからさ、やっぱ、誰よりも可愛いんだよ。

京極 ……うん

高橋 だから、いいんじゃねぇかな? あの子、推すの。楽しいと思うよ。グループの中でも際立ってるってことは、将来性もあるだろうし。

京極 うん

高橋 え~っと……なんたって顔もいいし!

京極 ……そう、かな。

高橋 オタクがやりたいだけなら、あの子でよくね?

京極 ……でもさ、俺、やっぱルミちゃんがいい。

高橋 なんで? あの子の方が出来上がってると思うけど

京極 違うんだよ。一生懸命な姿がいいんだよ。健気に頑張ってる姿がいいんだよ。守ってあげたいとか、頑張ってほしいとか、何か手伝ってあげたいとか、成長していく姿を応援してあげたいって、そう思えるような子がいいんだよ!

高橋 あの子にそう思えば?

京極 ちげぇんだよ! ルミちゃんじゃなきゃ、ダメなんだよ!

高橋 ……もう無理だろ。

京極 ……でも

高橋 辞めさせれちゃったしなぁ

京極 なんとか、帰って来れねぇかな?

高橋 どうだろう……例えば……うーん……他のグループに転属するとか……

京極 どこに?

高橋 例えば……〇比寿マスカットだと……あれは番組の企画で…今もうねぇし……うーん……だったら……“今揉みに行けるアイドル”とか……

京極 そういうのはちょっと……

高橋 じゃあ無理だな。

京極 やっぱ厳しいか……いや、そうだよな……実際問題厳しいよな……

高橋 推し変するなり、上がるなり、今がベストじゃねぇ?

京極 やだ‼

高橋 は?

京極 俺はルミたんがいい!

高橋 ……じゃあさぁ。デビュー前の宣伝動画が流出したと思って、次の活躍を待ってれば?

京極 俺は……俺はアイドルの……ルミたんが……

高橋 (煙草を一本取り出そうとする)まぁいい夢見てたってことで。

京極 ……推しが燃えたことも無いくせに、俺の気持ちなんてなんてわからないよ

高橋 は?(煙草を戻して)

京極 推しが燃えたこともないくせに!

高橋 はぁ?

京極 推しが燃えたことなんてないくせに!

高橋 お前何ってんだよ。骨の髄まで燃やされたわ。

京極 なんだよそれ!

高橋 物理的に燃やされたんだよ

京極 はぁ⁉ 物理ってなんだよ⁉

高橋 死んで燃やされたってんだよ!

京極 (間) ……ごめん

高橋 いや……こっちこそごめん。なんか、推し変したって言うし、ライブ中の様子見てたら、吹っ切れたんだと思って、ちょっと言い過ぎたわ。

京極 俺もちょっと……

高橋 こっちが悪いわ。例え推しでなくてもさ、顔見知りの子だし、誰だってキツいよな。無神経だった。

京極 俺もいっぱいいっぱいだったし……

高橋 こっちこそ……

京極 前に話してくれたことあったのにな……なんか、その……

高橋 いや、もういいって……あのさ。

京極 うん

高橋 あの子について、なんてお前通してしか知らなかったけどさ。

京極 うん

高橋 ツイッターで流れて来た動画見て、震えたからな。『う~~~わ』って。

京極 ……うん。

高橋 心中御察しするよ。

京極 いつかこうなるんじゃないかって思ってたけど

高橋 人間いつかは燃えるんだわ。

京極 そうかな

高橋 それが早かっただけだって。

京極 今じゃなくても、よかったよ

高橋 適切なタイミングなんてねぇよ。

京極 そうかもしれないけど(落胆する)

高橋 ……推しの話なんだけどさ

京極 うん

高橋 (煙草を取り出そうとして止まっている)勝手に殿堂入りした推しの話なんだけどさ。

京極 うん

高橋 いつか、そうなるだろうなって、予感はあったんだ。

京極 うん

高橋 でもさ、みんなわかってても、どうにも出来なかったよ。

京極 ……うん

高橋 たっくさんファンはいたんだけどさ。誰も、何も出来なかったよ。燃やされて、あんなに大きかったのに小さくなっちゃって……入ってる箱見て、みんなで『あーあ』って思っただけ。

京極 そっか

高橋 頑張ったってさ。ファンなんて、そんなもんだよ。

京極 そんなもんって……そんなもんって言うけどさ、きっと何かは届いてたはずだよ! 何かの役には立ってたはずなんだよ! だから、だからあの子はアイドルとして活躍出来てたんだし、俺たちが支えになってたのは、事実だ!

高橋 支えられなくなったら終わるってか? 

京極 そういうもんだろ

高橋 ……重てぇな。

京極 それがオタクってもんだろ!

高橋 勘弁してくれ。

京極 俺は必死になって支えた! 有給も給料も、ボーナスだってルミたんに会いに行くために全部突っ込んだ! 握手会ではレーンが途切れて悲しい思いをさせないように何周だってしたし、その為にCDだって何十枚も積んだ! チェキだって、ブロマイドだって、もう何メートルも積んだ! もう何百枚だって何千枚だって積んだ! そうすりゃ運営側がルミたんは人気があるからって優遇してもらえると思ったから! ライブだって全通した! 日程的に全通出来ないなら会社なんて辞めてやろうと思った!  会社なんかよりもルミたんの方がずっとずっと大事だった! どんなところでもルミたんを応援している人がいるよって知ってほしくて日本全国どんな場所にだって行った! 高いプレゼントだってたっくさんあげた! 喜んでほしかったから! 全部、ルミたんに喜んで欲しかったから! それなのに!なんなんだよ、この仕打ち! なんでこんな思いしなきゃいけねぇんだよ! 全部! 全部全部全部全部全部全部! 全部! ルミたんのためを思ってしてあげたのに!


雄たけびを上げて泣き崩れる京極。


高橋 あっそ。


高橋は煙草に火を付けて吸い始める。。


京極 こんなにルミたんを思ってたのに!

高橋 自己満に相手巻き込むんじゃねぇよ。

京極 彼女の為にしてあげたんだよ!

高橋 ふーん。……ただ……会いたかっただけとか……そんなんじゃねぇんだ。

京極 (鼻をすすりながら)初めて……初めてルミたんを見た時……

高橋 うん

京極 なんだか胸が『ホワ』ってなったんだ。

高橋 へぇ

京極 お前もそうじゃないのか?

高橋 どうだったかな。

京極 どんなだった?

高橋 穴に落ちるっていうか、なんか、絶望感にも似てた。

京極 なんだよそれ。推しに失礼だとは思わねぇのか

高橋 思わねぇよ。オタクから金巻き上げる仕事だろ。 その考え、やめた方がいいよ。

京極 なんで

高橋 金巻き上げるのが巧い奴が残るんだよ。絶望させとけよ。

京極 お前ホント最悪だな

高橋 『ほぁぁ……ルミたんはぁこんなに思ってくれる人がいてぇ幸せ者で御座るなぁ』とでも言って欲しいんなら、人選ミスだ。チケを渡したお前の選択を恨めば?

京極 ……流石、推しが燃えたことの在る奴は、面構えがちげぇな

高橋 殿堂入りって言ってくれよ

京極 わかれよ。嫌みなんだよ……これからも……ずっとこの生活が続くと思ってたんだけどな……ずっと、ずっと楽しいことが……


 京極、暫くぐずる。高橋は煙草を一本吸い終わる。

 

高橋 今回のことでさ。結構考えたんだわ。

京極 俺も沢山考えたよ

高橋 『推し』って、なんだろうなって

京極 ルミたん

高橋 そりゃお前だけだ

京極 他にもいたよ

高橋 はいはい……でさぁ

京極 (高橋を見る)……

高橋 『推し』っていう概念とか、『炎上』騒ぎはいつから存在してたのか考えたことあるか?

京極 どうでもいいよそんなこと

高橋 じゃあ聞くだけ聞け。何で読んだか忘れたけど、紫式部が『お気に入りの坊さんの説法が聞きてぇ』って殴り書きが残ってるらしいんだ……だから、平安時代には在ったっぽいんだよ。

京極 推しが?

高橋 そう、名付いてはいないけど『推し』って概念が。

京極 概念。

高橋 次に、そこらへんの時代で残されている話、他になんかないかって調べたんだ。そしたらさ、在ったんだわ。

京極 あるんか

高橋 日本最古の炎上話、安珍・清姫伝説。

京極 何それ

高橋 色々ルートは在るみたいでな。一貫して同じなのは、修行僧に惚れた女が、男もろとも炎上したってとこだな。

京極 炎上した?

高橋 そう。燃やしたんだ。

京極 どういうことだ

高橋 女から逃げて鐘の中に隠れた男を、女が火を付けて燃やしたんだって。

京極 無理だろ

高橋 恨みが募って蛇に変化して、鐘に巻き付いて己ごと炎上したらしいよ

京極 作り話だろ。

高橋 でもさ、1500年前の事実としてまことしやかに伝わってんだわ。

京極 俺はそんな話知らねぇ。

高橋 結構有名な話らしくてさ……そんな前の話が今も語られてるんだったら、それは概念的な『炎上』でもあるのかなって

京極 (冷静を取り戻して)それはどうなんだろうか

高橋 そうなんだって。あらすじはこうだ。旅の途中の安珍が、たまたま清姫の家に泊まったらしいんだ。なんやかんやあって清姫が安珍に惚れたんだって。

京極 なんやかんや

高橋 そう。んで、求愛してくる清姫が面倒くさくなったんだろうな。適当な言葉で清姫騙して、安珍はその場から逃げ出したんだって。

京極 (何か考え込む)

高橋 それに怒った清姫が、案珍を追いかけて、一緒に燃えたんだって。

京極 物理的に?

高橋 そう。火だるまになって。

京極 だから……その伝説が、どういうことなんだよ?

高橋 いや、最古のめんどくさいオタクなんじゃねぇかって。

京極 誰が

高橋 清姫が

京極 は?

高橋 勝手に理想を押し付けて、盛り上げるだけ盛り上げて、夢見せられて喜んで、理想と違えば、勝手に絶望して、最後は怒りに任せて燃やしてさ。一体何なんだよ、何がしたかったんだよ……って。

京極 動画、流したやつもそうだったのかな

高橋 何か。思うことがあって行動したのは確かだろ。

京極 何か。

高橋 人間って。1500年経っても、進歩しねぇのな。

京極 そうかな

高橋 同じだろ。今のお前と。勝手に期待して。勝手に傷ついた。

京極 ……

高橋 人間ってさ、昔からあんまり変わってねぇんだ。だからさ……お前は悪くないよ。

京極 (暫く考え込む)……なんで、俺、傷付いてるんだろう。一番傷ついてるのはルミたんのはずなのに。


高橋、煙草を1本取り出そうとする


京極 ああ、そっか。俺がルミたんだったんだ。ルミたんが俺だったんだ。


高橋、煙草を箱に戻す。


高橋 はい?

京極 いつからか、俺の人生はルミたんになってたんだ。ルミたんが俺の人生だったから。ルミたんのためじゃなくて、悲しんだのは俺のためだった。俺はルミたんだった。

高橋 んん?


京極、スマホを取り出して動画を再生し、高橋に見せる。

それを見た高橋、息を大きく吸う。


京極 チェキ、1000回で1回。

高橋 (スマホから視線を外し、京極を無言で見つめる)

京極 いつかこうなるんじゃないかって、わかってた。本当は。(スマホを仕舞う)

高橋 ……は?

京極 さっきの、なんで推しを燃やしたのか、って話。俺、今ならわかるよ。

高橋 それは?

京極 燃えるような恋だった

高橋 ……ガチ恋か。

京極 そうだよ。大好きだったんだよ。

高橋 まじか。

京極 いきなり現実見せられてさ。冷めちまったんだよ。それに熱を入れるには……。

高橋 やめろよ

京極 祭りには乗るっきゃねぇだろ。

高橋 ……えーっ

京極 なんだよ

高橋 ちょっと待ってよ。なんで、そんなことすんだよ。

京極 するだろ

高橋 しねぇよ。

京極 するだろ。

高橋 いや……なにをだよ

京極 どっちもだよ

高橋 どっちもふつ~しねぇって‼ 馬鹿なことやめて、もう、お前、自分の人生生きてくれよ!

京極 そんなの無理だってお前もわかってんだろ

高橋 だとしても

京極 傷ついちまったもんはもう元に戻んねぇんだよ

高橋 だったら推し傷つけんじゃねぇよ

京極 これが、俺の人生だったんだ。

高橋 いやちょっと待って

京極 ルミたんは皆の物なのに、勝手に燃やすなんて許せねぇ! 俺だってルミたんなのに!

高橋 何言ってんだよ!

京極 俺だってルミたんなのに!

高橋 お前、少し落ち着けって!

京極 俺はいつも冷静だったよ!

高橋 どう考えても冷静じゃねぇよ!

京極 これが俺の普通なんだよ‼

高橋 おかしいってこんなん!

京極 オタクは狂ってねぇと出来ねぇんだよ!

高橋 そうだけどさ! 

京極 こうするしかねぇんだ!

高橋 そんなわけねぇだろ!

京極 俺を狂わせたのはルミたんなんだ!

高橋 ちげぇだろ‼

京極 もうほっといてくれ‼

高橋 ちょっと落ち着けって

京極 俺が、俺の知らないところで変わるなんて許せねぇ

高橋 いいから落ち着けって

京極 終わっちまうんだったら、どんな形だって傍にいたいだろ‼

高橋 ……それは

京極 俺を置いて終わらないでくれ!

高橋 !

京極 (しばらくの間の後) 今日は付いてきてくれてありがとな。

高橋 お前さ……

京極 ありがとな。

高橋 お前……(深くため息)いや……いいよ。なんか、悪いことしちまったし。

京極 俺、早めに片付けたいからもう行くわ。

高橋 ……おう

京極 ……(遠くを見て)待っててね、ルミたん。


京極、去る。


高橋 ……(叫ぶ)セカンドインパクトは印象薄いぞ!

京極 (舞台外から)へーき! 

高橋 (叫ぶ)なんで!

京極 (舞台外から)俺、サリエルだから!

高橋 ……(間)エヴァの……第三使途⁉ お前3人目……えっ⁉


高橋、呆然としながらも煙草に火を付けて吸い始める。額を拳で何回か軽く叩く。

深く煙を吐き出して物思いにふける。


高橋 元気で生きてるだけで、いいと思うんだけどなぁ。


高橋、煙草をぐしゃぐしゃにつぶして灰皿に捨てる。


高橋 ……気色が悪い。


高橋、前述の言葉を爽やかに吐き捨てて去る。

灰皿の中で溜まった吸い殻が一度強く燃え上がり、すぐに鎮火する。

おしまい。


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