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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆プレティーン
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最近の中学生は百人一首をやるらしい

中学生になると学校行事として百人一首をやるらしい。


『100ぐらい楽勝♪一日10づつ覚えよう♪』と、暗記には自信がある一姫は意気揚々♪

(↑冬休み中からやっておけばいいのに、学校が始まってからやる辺りが一姫でらしい。。)


一姫は二姫を捕まえて曰く。

『二姫、私、百人一首やるから、ちょっとこれ読んでくれる?』


もちろん二姫は嫌がる。

『なんで私が読まなくちゃいけないの~』


一姫は強気に

『二姫だって中学校に行ったらやるんだよ。今から覚えておいて損はないでしょ』


『中学に行ったら覚えるからいいよ』


『これやったら、私の漫画が読ませてあげるから』


とやる気のない二姫を突き合わせて百人一首。。




   * * *




が、しかし蓋を開けてみると、百人一首をきちんと覚えている人も稀で全然一姫のイメージしていた百人一首のカルタ取りとは違ったらしい。


帰ってきた一姫、曰く。。

『全然ダメ!つまんな~い!もう、覚えなくていい!』


――せっかく途中まで覚えたんだから続きも頑張りなよ~。


『私はね。漫画の“ちはやふる”みたいなのをイメージしていたの!私は“ちはやふる~”って言い終わらないうちにバシッ!って取ったりしたかったの!でも全然違うの!皆全然覚えてないの!レベルが低すぎるの!やってられない!』


――楽勝で勝てていいんじゃない♪


『一人でバシバシ取っていたってつまらないじゃん!取り合うから面白いんじゃない!』


――ごめ~ん。ママは人と取り合うの苦手だから、ゆっくり取れる方がいいな。


『ママはそれでいいかもしれないけど、私は同レベルのライバルがいる方がいいの!でね、腹が立つのが、横路どりする奴!』


――それってライバルじゃないの?!


『全然ライバルじゃないよ!自分は覚えてないくせに、私が取ろうと思って見ていたのを、私の視線の先を見て、運動神経のいい子が取っちゃうの!覚えてないくせに!そういうのズルいよね!だから私も考えたの!途中から、わざと違う札見て、お手付きさせてから、ゆっくり札を取る事にしたの!お手付きすると、次は一回休みなんだよ♪一回休みの時に私の覚えている歌が詠まれたら楽勝でしょ♪この作戦で行けば、これ以上を覚えなくても上位にはいけるから、もういいの♪』


――ママ、百人一首ってやった事ないから知らなかった~百人一首ってフェイントとか駆使する心理戦だったんだね♪






ps:一姫が百人一首を覚える為に読まさせていた二姫がお気の毒(妹は辛いよね。妹は。。)


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