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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆プレティーン
89/114

明日の準備♪

昨日の夜7時頃。


『ご飯食べたし、お風呂入る前に明日の準備しよ~と♪』

と、言って、二姫は軽やかに階段を上がっていった。


残された一姫が驚く。

『明日って二姫は遠足でしょ?まだ準備してなかったの?大丈夫なの?』


――大丈夫なんじゃない♪明日の遠足はキッザニアなのでお弁当もおやつもいらないので、あんまり準備する事ないみたいだし♪一応ママは1週間前にリュックサック出しておいてあげたよ。


『え~、私がキッザニアに行った時はすごい楽しみで何日も前から荷物詰めて何度も確認して足りないものがないか何度もチェックしていたよ。そうしないとなんか落ち着かなかったけど~。二姫ってそういう事しないよね~。。それにパソコンでキッザニアのHP見て、どこを行こうかなってそういう準備とかもしていたけど、二姫ってそういう事も全然しないよね』


――そうだね~二姫はいつもマイペースだよね。


『え~、二姫、おっかしいよ~』


――別におかしくないよ。別に誰にも迷惑かけてないし、本人も困ってないし。


『え~、二姫、変だよ~』


――それは一姫は自分を基準に考えすぎ~。一姫は何日も前から荷物を準備してあれも持っていこうこれも持っていこうとってどんどん荷物増えちゃうでしょ。だからすごい荷物が重いでしょ。それで出したり入れたりするから、ついうっかり必要なモノを一度入れて出して忘れていっちゃったりしがちでしょ。それに比べて二姫は必要最低限なものしか持っていかないから荷物軽いし。何度も出し入れしないから忘れ物の心配ないし。



   * * *



そこへ二姫がやってきて曰く。

『ママ、腕時計ある?』


――ごめ~ん。腕時計は使わないから全部電池切れ。


そこで、この前校外学習の時に使いたいからと腕時計を買った一姫をちらっと見ると、そら見た事がという顔をして、ぷいっとそっぽを向く。

その私と一姫のやり取りを見ていた二姫は、


『まあいっか♪時計なんか無くたって何とかなる♪○○ちゃんが持ってきているかもしれないし♪』


と、にこっと笑って、階段上がって行っちゃいました♪





   * * *




『やっぱり、二姫おかしいよ~。なんで事前に腕時計確認しておかないの?そういう所が信じられない』


――別にいいじゃん♪本人がなくても大丈夫って言ってるんだから♪誰か持ってきているかもしれないし♪建物の中にあるかもしれないし♪いざとなったら、キッザニアのお姉さんに聞けばいいんだから♪


『なんでそんなに他力本願なの。そこからして違うよ』


時計ぐらい他力本願で平気だよ。ものは考えようだよ~一姫のように事前に何でも用意しておくのは素晴らしいけど、足りないものに気が付いてしまうと、そうやってキーキーしちゃうでしょ。それに比べて二姫は直前までのんびりしてて、直前になってなくても、まぁいっかって心穏やかに過ごせるでしょ~生きていくうえでは、二姫の方が幸せな気持ちでいる)時間が長いんじゃかなって、ママは思うな♪一姫に二姫のようになりなさいとは言わないけど、自分と同じじゃないからおかしいと決めつけてしまうのはおかしいと思うな♪ママは♪





   * * *



なんて言っておりますと、再び二姫がやってきて曰く。


『ママ、明日6時40分に○○ちゃんの家に行くの。だから6時半に家を出るから♪』


――了解~♪


『ママ、明日、水筒持っていくの。暖かい麦茶がいい♪』


――了解~♪





   * * *





その後も一姫の小言は続く(笑)






ps:本当に対照的な姉妹です(笑)

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