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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆小学生
7/114

なしか!

【どうでもいい前置き】


頂き物の麦焼酎“なしか!”

黄色いラベルに書かれている事がなんか面白い♪


  昔、ハナタレで

  三角ベースの下手やった友達に、

  おやつんイモを半分やりよった。

  今は、そいつに仕事をもらいよる。

  なしか!


※“なしか”は大分方言で何故?なんでだろ?と言う意味だそうです。





  ✻ ✻ ✻ ✻ ✻





一姫曰く。

『私は足は遅いけど運動神経はいいじゃん♪』


――そ、そう?一姫、逆上がりできないじゃない?


一姫『逆上がりは運動神経関係ないじゃない。あれはコツなんだから。私は手が痛くなるから鉄棒が嫌いなの。だからやらないの』


――球技は?


一姫『サッカーとかバスケとかって足が早くなくっちゃちょっとダメだけど、私ドッチボールなら得意だよ。ボールに当たらないで逃げ回れるもん』


――一姫、縄跳びも苦手だよね?この前、長繩やったら全然飛べないって言っていたじゃない?


一姫『あれは回す人とタイミングが会わないの。長繩を回している人が二人いるでしょ。その二人が同じテンポで回してくれないんだもん。両側で違うペースで回して早かったり遅かったりするんだよ。飛べるわけないじゃない』


――じゃ、一姫は一体何のスポーツが得意なの?


一姫『水泳!最後のプールで250m泳いだんだよ!スイミング習っている子みたいに早く泳げないしきれいには泳げないしけど、どんどんの抜かされちゃったけど時間あったらもっと泳げたのに!』




・・・水泳は確かにがんばって泳いでいるようですが。いかんせんスイミングなど習わせても続かず、形がなっていない。そこは気にしなくて良いのか。。

何を根拠に彼女は自分は運動神経がいいとおっしゃっているのでしょう?

そこで私は聞いてみた。



――他には何のスポーツが得意なの?


一姫『鬼ごっこ!』


――他には?


一姫『木登り!』


――後は?


一姫『崖くだり!』


――崖?どこの崖降って遊んでいるの?


一姫『東叶神社の裏山!』


――大丈夫なの?そんな所降って?!


一姫『大丈夫だよ!皆一緒だし!でもね、私だけなんだよ!男の子達と一緒に下まで降って登って戻ってきたの!他の女の子達はキャーキャー騒いで皆途中で引き返したんだよ!すごいでしょ~!』









・・・


・・・


・・・なしか!





ps:それでいいのか?一姫?!いろんな意味で!

だいたい自分の子どもの頃を振り返って、秘密基地なんか作って楽しく遊んでいたら、入っちゃいけませんって遊べなくなるものだから、それまでの間だろうな~近い将来、回覧板で『崖を降って遊んでいる子ども達がいます!危険なので見かけたら注意しましょう!』という内容の印刷物が回ってくるんだろうな~と思いきや。。半年経ったけど、まだそういった内容の回覧板が回って来ない?!――なしか!   ※流石に夏は蚊がいるので山には近づいていませんでしたが。

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