王様の耳はロバの耳
ある日、一姫二姫の女の子のお友達を集めて、我が家で子ども手芸教室。
ビーズを通して、ブレスレットやネックレスを作っておりますと。
一人の女の子が言いました。
A『これ出来たらお母さんにあげようかな♪お母さん喜ぶかな♪』
――きっと喜ぶよ♪
すると、隣の女の子が呟きました。
B『私、お母さんいないからな・・・』
――お、お父さんにストラップなんてどう?青いビーズで作ったら、きっと喜んでくれるんじゃない?
B『そっか♪じゃお父さんに作ろうっと』
するとAちゃんが。
A『私、お父さんはいないからな・・・』
・・・一同沈黙。。
そこでAちゃんがお父さんの話を始めました。
A『私ね、お父さん二人いるの。本当にお父さんと新しいお父さん。本当のお父さんは私の事は全然可愛がってくれなかったから、ママと離婚しちゃったんだけど、新しいお父さんは優しいんだよ。私の欲しいものなんでも買ってくれるの』
誰も何も言わないので、とりあえず大人の私が相打ちを打ってみました。
――そ、そっか。新しいお父さん優しいんだ。良かったね・・・
・・・
・・・
・・・一同沈黙。。
ps:皆、空気の読める子達で良かった。“私、お父さんもお母さんもいるよ”とか言い出す子がいたら、どうしようかと思ったよ(ほっ。。)




