ダブルブッキング
小学校から帰ってきた二姫が、これからお友達を遊んで良いかと私に確認してきた。
――我が家に呼んでいいよ♪今日のおやつはホットケーキだから、自分達で作る?
と、聞くと、二姫は大喜びでお友達に電話をかけた。
『もしもし?○○ちゃんのお宅ですか?あっ、○○ちゃん♪今日は家に遊びに来ていいって♪おやつはホットケーキだって♪自分達で作っていいって♪・・・えっ?忘れてたの?・・・他の子と遊ぶ約束しちゃったの?・・・そっか・・・じゃあいいよ・・・ホットケーキは食べたい?・・・でも、△△ちゃんと遊ぶ約束しちゃったんだよね?・・・うん、私、△△ちゃんって苦手なんだ・・・ごめんね・・・ホットケーキはまた今度一緒に作ろうね』
そして受話器を置いた二姫に話を聞いていた一姫曰く。
『何、それ?!二姫との約束を忘れて他の子と約束したのにホットケーキは食べたい?それって図々しいんじゃない!△△ちゃんを連れて我が家に遊びに来るつもりなの?どんだけ自分勝手なの!二姫、もっとはっきり言ってやればいいのに!』
――二姫の対応は正しい。ああ言われたら、そう答えるしかないよね。△△ちゃんはママも噂で聞いているから、ママもちょっとお断りだな。今日はちゃんと断れて偉かったね。頑張った頑張った。うんうん。・・・一姫の言う事も正しい。どこも間違ってない。悪いのは向こうなんだよ。でも、ストレートすぎかな。もっとオブラードに包んだ言い方をした方が絶対いいと思うよ。敵が増えちゃうから。でもね、そういう風にはっきりいえる一姫は、すごいな&いいな~とも思う。
ps:一姫ははっきりモノ言うから敵が多い。二姫は優しいからやっかいな子が寄ってくる。どちらの性格が良いとか悪いとそういう事はない。皆違って皆いい。ただ生まれ持った性格を大切にしたいと思う母有り。




