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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆小学生
33/114

球技大会

6年生は(近隣の4校で)小学校対抗で球技大会があります。

バスケットとサッカーの二種目だそうです。


一姫はサッカーに出るらしい。

『ママ、あのね。私ね、○○がパスを回してくれる場所がわかるの』


――パスがくる場所がわかるなんて、すごいじゃない♪


『○○の反対側とか、人が離れている所にいるとパスしてくれるの』


――○○君はサッカーやってるから、サッカー上手いんだよね♪そういう子がパスしやすい所に一姫がいるなんて、サッカーのセンスはあるんじゃない♪


『サッカーだけじゃなくて、バスケも同じだからわかるんだ』


――すごいじゃない♪バスケのセンスもあるんじゃない♪


『うん。でもね、サッカーもバスケもパスは貰うんだけど、上手く受けれないの。私がボールに追いつかなかったり、ボールに触れたはいいけど外に弾き飛ばしちゃったり、上手くパス貰っても次の瞬間他の子に取られちゃって取り返せないの』


――そ、そっか・・・一姫、崖降りや木登りならよくやっているから得意だけど、球技はあんまりやった事ないもんね。(足は遅いし。。)仕方ないよ。人間は得意不得意があるだよ。(慰めてみた)


『そうなんだけど・・(不納得)』


――○○君なら幼稚園から一緒だから一姫の事よくわかっているだろうし、ボール取れなくても別に怒らないんじゃない?


『うん、いつも“惜しい!”って、言ってくれる』


――優しいね。


『そうなんだけど・・(不納得)』


――どうしたの?誰か他の子に“ちゃんとやれよ!”とか言われちゃうの?


『○○はいつも“惜しい”って言ってくれるんだけど。誰も文句は言ってこないんだけど・・』


――だけど?


『悔しいの!せっかくパスがまわってくるのに思った通りにパスが受け取れないのが悔しいの!』


――そ、そっか。それは悔しいね。克服するにはいっぱい練習するして思う。。


『いっぱい練習するには時間がないの!球技大会は来週なの!』






ps:頭ではわかっているのに体が動かない一姫、悔しそう。。う~ん、惜しい!(笑)

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