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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆プレティーン
112/114

それぞれの事情

今日は始業式。娘達いない~家静か~


お姑さん来そうだな。。


と、いうのも。



一昨日、二姫と上履きを買いに行った。

塾に行く一姫と買い物に行く私達を駅まで送ってもらおうと思い、おじいちゃんに車で送ってもらえないか頼んだ。そしたら、何故かおばあちゃんと姪っ子2人(小2と幼稚園の年中さん)が一緒に乗ってきて、全員車に乗れないという状態になってしまった。仕方がないので、支度が出来てない一姫より先に私と二姫を先に送ってもらう事になった。


で、ここからは、一姫から聞いた話。

一姫は塾で使う単語帳をまとめていて『後、少しだから~すぐ終わるから~』と言ったら、おばあちゃんが『じゃあ二階でも見せてもらおうかしら~あーたんひーちゃんもお二階見たいわね』って、一姫が止めるのも聞かずに上がって行っちゃって、二姫の部屋で『あ~リラックマだ♪』『すみっこ暮らし、かわいい♪』なんていってるのが聞こえたから、『お菓子あるよ~こっちでお菓子食べよう』って、お菓子で釣って一階に降ろしたんだけど、お菓子出てきたら、すっかり寛ぎモードになっちゃって。。じゃあ、ジジが戻ってきたら行こうかって言ってるのに『あ~飴もある!』『チョコないの~?』とか、時間がないから早く行こうって言うんだけど『おしっこ~』『ひーちゃんも』とかなって・・・塾に20分遅刻したらしい。。

一姫は主張している『私はがんばったからね!』


でね、それを聞いた二姫は普段怒ったりしない子なのに冷ややかに怒ってて、さすがに旦那にやっぱり本人が留守な時に部屋に入って勝手するのはどうかと話して、おばあちゃんに昨日お話してもらったので、きっと今頃は怒っていらっしゃるだろうというか~絶対近い将来逆切れパターンなんじゃないかな~と思うわけなんですよ、私は。


私もなんか心細いので

『二姫、今日は給食ないよね~早く帰ってきてね♪』


って言ったら、状況のわかっている二姫は

『うん、わかった。ばば、ママにはこわいもんね。でもね一緒に帰るHちゃんが告白されたら時間かかっちゃって早く帰ってこれないかも、その時はごめんね。』


『それはしょうがないね。Hちゃん、冬休み前、モテモテですごかったもんね~』


『小学生も大変なのよ』




ps:本当、大変。。




* * *



お姑様は言いました。

『部屋の入り口から見ただけで、部屋には入ってないわよ。何にも触ってないわよ』





* * *



なんでもいいけど、私は腹立ててないし怒ってない。

ただ本人がいないのに部屋を勝手に見るのはまずいって教えてあげただけなのに、お姑様の矛先が私なのは何故?


〝悪気はなかったのよ。ごめんね”って、二姫に誤れば済む話じゃないの~?


まあ、言うとこうなるとはわかっていたんけどね。。かといって、言わないとエスカレートするだろうし。。



とりあえず、〝おばあちゃん、どんま~い”って思いながら、呆れる一姫と静かに怒る二姫にフォローはしておいた。

『おばあちゃんは孫が可愛いから構いたくてしょうがないんだよ~ママもお年寄りになったら、おばあちゃんみたいに孫を構いたくてしょうがなくなっちゃうと思うの~将来のママの姿かもしれないから、そんな風に言わないで~』って。。



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