小学生の怖い話
昨日、二姫は周りの子達とこんな会話をしたらしい。
隣席の男の子が話を振ってきた。
『二姫、ホラーって見た事ある?』
『私、怖いのダメ~進撃の巨人も怖くて見れない』
『進撃の巨人なんか全然怖くないよ~アニメじゃん。怖いのは実写の映画だよ』
『そうだよね。やっぱり実写の方が怖いよね。私、幼稚園の頃、ジェラシックパーク怖くて見れなかった』
『おい、二姫。ジェラシックパークはホラーじゃないよ』
『え~、そうなの。でも怖かったんだよ~私も小さかったし~今見たら平気かもしれないけど』
何て話しておると周りが話に乗ってきた。
『ホラー映画ってあれだろ~エイリアンとかゾンビとか出てきて人間襲う奴だろ』
『俺、この前ホラー映画なら見た』
『あれ怖いよね』
『夜、寝る時思い出すと怖くて眠れなくなっちゃう』
と、そこにさらに一人男の子が通りがかって。
『なんの話?』
『ホラーの話』
『ホラーって・・・友達の家に行った時、友達の母ちゃんがスッピンで出てきたりするやつだろ』
――全然違う!!!
これは私の独り言なんだけど。
“ホラー=友達の母ちゃんがスッピン”って言った子の家に前に、1年3ケ月前まで、私達一家住んでいたんだよね。小学校低学年の頃は早く家出た方がお互いの家をピンポンして一緒に登校していたんだけど。。もしかして“ホラー=友達の母ちゃんがスッピン”って、私の事???
で、話は戻るんだけど。
そこから話はお母さんの化粧の話になったらしい。
『俺の母ちゃん、いっつもスッピンだぜ』
『私のお母さん、学校に来る時はいつもより化粧が濃い』
『あ~』
『わかるわかる』
そこで二姫が
『私のお母さん、スッピンをマスクして誤魔化してる』
って、言ったら皆が納得したように
『あ~』
『わかるわかる』
『うちのお母さんもそういう時ある』
『だよね~』
って、話をして面白かったんだ♪って、昨日二姫が教えてくれた。
――なんて怖い話をしているの!?この子達は!(怖い!怖すぎる!)
なんか、私、図書ボランティアで毎週学校に行っているから、結構顔が割れているのよ。そんな話をしていたなんて聞いちゃったらマスクしていけないじゃない~二姫の友達に笑われちゃうよ~。それはイヤ~きちんと化粧していかなくちゃ~って、久しぶりに口紅見たら、バックの中に放りっぱなしだったから、この暑さで口紅が溶けちゃってる~使えるのこれ?・・・とりあえず、冷蔵庫で冷やしてみるか。。
ps:ざわちんのメイク講座ってどこでやっているんだろ・・