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リアル☆プレティーン  作者: 中村もへじ
リアル☆プレティーン
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ウサギとカメの話3

結局、あの後一姫は、ダラダラと夕飯食べたりお風呂に入ったりしつつ、暗記ブック眺めてました。


夜9時頃になって、

『そうだ!連立方程式の解き方教えて!この前、お弁当食べた後に数学で、すごく眠くてあたまに入らなかったんだよね~』


などと言い出しましたので。


――えっ?ちょっと教科書見せて~だから~Xを左側に残すように全部右側に移行して、それをもう一つの式に入れるとYの一次式になるでしょ。後は、Yの値をだして~それから元の式に今出したYの値を入れて、Xの値を出すだけ。ちなみ、XじゃなくてYを左側に残してからXを解いてもいいんだよ。わかった?


『うん、わかった!簡単簡単!でも、ママ、それ教科書読んでいるだけじゃん』


――そうだよ。教科書読んでいるだけだよ(なんか文句ある?自分が解いて答えを教えるのは簡単だけど、やり方を説明するのって苦手なんだよ~)だいたいはじめっから自分でしっかり教科書を読めば済むだけの話でしょ。っていうか、今、テストのわからない所をやっている段階なの?そういう事は何週間も前に済ませておいて、今は間違わずに解けるか確認する段階じゃないの?


『えっ?別にこれはテスト範囲じゃないよ』


――テスト範囲じゃない?今やらなくてもいいんじゃない?テストの勉強したら?


『なんかやる気出ないんだもん~こんなの将来役に立つのかな?いつ使うんだろうって思う~』


――いつ使うか?明日使うじゃない!将来何の役に立たなくてもいいから、明日のテストの為に今勉強しなよ~




って、昨日やり取りしてて。


今日の朝。


『あ、英語全然勉強してないや~まぁいっか。英語なんて普段使わないから~』




ps:だ・か・ら!今、これから、テストで使うんだってば!

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