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ラグナロク  作者: ピロ
第5章 商会 後編
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オスと、メスと、快楽と

この世界の明かりは暗い。

電気などは当然存在していないから、何かに火をつけて明かりにするしかないのだ。

ここには獣から取れた脂を燃料にするくらいしか方法は無い。

だが獣から取れる脂は少なく高価である。だから何ヵ所も火を灯すわけにはいかない。

人々はわずかな光で夜を過ごすのだ。


薄明りに照らされて、男と女の重なり合う影が壁に映し出されている。

男は激しく腰を振り続け、ベッドが悲鳴を上げるように軋む音を上げていた。

「レン、レン、レンぅ」

甘い声で女は男の名前を呼び続けた。

激しく求める男の背中を強く抱きしめながら何度も絶頂を迎える。


もう何時間彼に抱かれているのだろう。押し寄せる快楽に私は何も考えられずに身を委ねている。


見た目から優しい性格が見て取れる好青年。

中性的で、女性のようにも見える青年だ。

私の子供達よりも若い男。可愛くて、可愛くて、全部食べちゃいたいくらい可愛い。

彼は線が細いのに、脱いだら予想よりも逞しい筋肉を持っていた。

ゴツゴツとした筋肉に似合わない肌。

子供のようにキメ細やかで、張りがあって嫉妬しそうなくらいキレイ。

「思ったよりも逞しいのね」

可愛い顔とは裏腹に、太くて硬い反り返った立派なオスの物。

それを見た私のメスが興奮し、じんわりと湿り気を帯びる。


おっとりとしたその表情とは裏腹に、彼は激しく私を求めて来た。

激しく求めてきたという言葉は適切ではない。

オーガが人間の女を犯したら、こんな感じなんだろうと思えるほどに、彼は激しく私を突き上げてくる。

こんな抱かれ方をしたら気持ちいいはずはない。

それなのにどうしてこんなに気持ちいいの?


逆らえない。

この絶対的な快楽に心も体も逆らえない。


彼の子種が欲しいと私のメスがヨダレを垂らし、部屋中を私の匂いで充満させる。

もっと、もっと欲しい。レンが欲しい。レンは私のもの。

レンの全てを私がもらい受ける。


私は彼の背中に手を回し、レンと一つになって激しい波を乗り越えていく。

彼の子種が私の中に入ってくる度に、彼の愛を受け止めた私の子宮が喜びを上げ、潮を吹き上げた。

「レンぅ、レンう」

快楽を覚えたての少女のように私は彼に夢中だった。

何度も何度も激しくレンに揺られ、私は彼を支える海となる。

もう考える事なんて出来ない・・・

絶頂を迎える度に目の前が真っ白になり、目の端から涙がこぼれ落ちる。

快楽だけが私を支配していた。


彼が満足した頃には外から鳥の鳴き声が聞こえてくる。そろそろ夜が明けるのだろう。

レンは私に全体重を預けてくるが、その重さが私には愛おしい。

火照った体は私を愛してくれた証拠。肩で息をする彼の背中に手を回し、耳元で愛を囁く。


私はレンのものになった・・・


呼吸が落ち着いていくとともにレンは眠りについていた。

夜は長い。レンはずっと私を求め続けていたのだ。相当疲れたのだろう。

私もあまりの快楽に気付いてはいなかったが、今は目を閉じた瞬間に眠りについてしまいそうだ。

でもこのまま愛おしい男の中でそのまま眠りにつくのも悪くはないわね・・・



気付けばコリーナも眠りについていた。



「おはよう」

壁の隙間から漏れる光の眩しさに目を開けると、目の前にコリーナの顔がある。

彼女は俺の顔に髪が掛からないように右手で押さえ唇を重ねてきた

目の前には柔らかく大きな双丘がある。柔らかく感度のいいソレに、俺は夢中になってむしゃぶり付いていた。

ナディアの時もそうだったが、自分が自分でない感じがする。

二人共感じていたからいいようなものの、相手の事を思いやる行為では無かった。

なんでこんなに(けもだの)のようになってしまうのか・・・


コリーナが魅力的だからか?


間違いなく彼女は素敵な女性で、夢中にさせるだけの魅力がある。

この世界に来て思ったことだけど、ここの人達はよく食べるから女性の体形がハッキリしている。

よく食べて脂の乗った魚と、やせ細った魚。食指が湧くのはどっちと言われれば間違いなく前者だ。

こう例えるのは良く無いが、こっちの女性は食指の湧く魚といえばいいのだろうか?

別の言い方でいえば肉欲的だ。

だから肉欲的な彼女に夢中になってしまったのか?

いや、多分違う。

それは日本にだってそういった女性はいたはずだし、夏になれば露出の面積が多い女性は多い。

でもこんな感じになることはなかった。


自分の欲望に忠実。ただそれだけのような気がする・・・


「ねぇ。どうだった?」

「コリーナが可愛くて、夢中だったよ」

激しさを物語るように乱れた髪を手で整えようと触れる。するとコリーナはしなだれ掛かって俺に甘えてきた。

彼女の頭を撫でながら、手櫛で彼女の髪を整えていく。

「レン。好き、大好き」

抱きしめ合いながら唇を重ね、舌を絡ませていると再び俺の股間が大きく膨らんでくる。

それに気付いたコリーナは再び喜びの表情を浮かべ、今度はいたずらっ子のような表情を浮かた。

「今度は私がレンを夢中にさせるんだから」

俺の上に跨って、自分の(なか)に入れようと俺の股間を当てがう。するとコリーナの密園は俺の股間に滴るほど濡れていた。

「へぇ。何もしてないのにこんなになって。コリーナはいやらしいんだな」

「いやっ。そんな意地悪なこと言わないで」

コリーナはゆっくりと腰を下ろしていく。

「・・・ンっ・・・ァァアっ・・・ァアアっ・・・ァアアっ」

コリーナが腰を落としていくほど俺の股間がコリーナの暖かさに包まれていく。

ゆっくりと腰を落としていくコリーナの(なか)に、俺は無視するかのように激しく腰を突き上げる。

「アァァァアアッァァァアアッン・・・」

一気に突き上げるとコリーナの体がビクビクッと痙攣して、その度に俺の股間が締め付けられる。

そして俺の胸の中に倒れ込んできた。

コリーナは絶頂に達してしまったようだ。


「もーっ。私がレンを気持ち良くするのっ!!」

少し収まると頬っぺたを膨らませて抗議してきた。この人の子供っぽいところが本当に可愛いんだよな。そんなコリーナを俺は無視して腰を突き上げる。

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ・・・・・・・」

柔らかい双丘が突き上げられる度に、弧を描くようにブルンブルンと揺れた。

その動きに興奮した俺は柔らかい双丘を鷲掴みにし、夢中になって腰を突き上げる。



「コリーナっ!!・・・コリーナっ!!!!!!!・・・」



気付けば俺は快楽の虜になっていた。


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