第6話:夢の中にて
話がまとまらなかった・・・。つーかまとまってない気がする。
なんか立っていた、また真っ白な訳のわからん空間に。
でも今回は4歳児の姿で。いや、今度は誰がこんなところに呼び出しやがったんだ?夢か?夢なのか?
「ふむ、誰かがいると思えばただの人間の童か」
ん?アンタ誰?
「ほう・・・、この空間にいても精神が狂わぬとは面白い童だ」
え?そんなにここ危ないの?
「まぁな。とりあえず汝のような脆弱な人の身では無理な話のはずだ」
へ~、まぁ特に問題もないみたいだしいっか。
「くっ・・・はははっ!!!本当に面白い童だ。それに汝は魔法を使えるようだな?」
は?いや、俺に出来るのは魔力をコントロールすることだぞ?
「む?しかし汝には魔法を使うもの特有の匂いがするぞ?」
えっ!?俺なんか変なにおいする?
「いや、我らにしかわからぬ匂いだから気にしなくてもよい」
そう・・・。
「しかし、自覚なしに魔法を使いこの空間にいるということは・・・」
あれ?なんか考え事か?
「よし、童よ」
何?
「汝の名は?」
俺か?俺はショーゴだ。
「そうか。では、ショーゴ。汝を我の契約者として迎える。我は精霊王、すべての精霊の頂点に立つ存在なり」
・・・まてまてまて!!そもそも俺は魔法とかに関してはよく知らんがお前ヤバい程すげー奴だろ!!
「まぁ、その歳ですべてを知っていたら驚くべきことだがな。そういうことに関しては同族に教えてもらえ」
まぁいい。で?あんたの名前は?精霊王なんて味気ない名前だけじゃないだろう?
「・・・」
あれ?まさか・・・
「ないが・・・なにか?」
・・・すまん。なら俺が付けてもいいか?
「汝が?」
おう。まぁ、ニックネームみたいなもんだ。
「そうか。ならば頼む」
よし、任せろ・・・そうだな、今日からお前はリンだ。
「リン・・・まぁ悪くない」
そうかい。そりゃよかった。
「ではショーゴ、これからよろしく頼む」
こちらこそな。
「そろそろ汝も眼がさめるころだ」
そうなのか?
「ああ。それではまた会おう」
おう。またな~。