第3話:そんな子供・・・修正してやるっ!
3話目です。今回後書きで簡単なアンケートをとろうと思いますのでお願いします。
さて、今日から件の少女とコンタクトをとるため、少女のいるクラスへと向かったのだが・・・
「おい、いつまで黙ってんだよ!」
「すこしは喋ったらどうなんだ!」
「無視すんな!」
いじめが発生してる・・・orz
昨日の会議がフラグだったのか!?そうなのか!?
てか、何処の世界にもいじめっ子とその取り巻きっているもんなんだなぁ~、としみじみ思う。
そして、件の少女は遠目にはわからんが、彼らに顔を向けている。
他のクラスの子供たちは・・・まぁ、自分よりもがたいのいい奴に突っ込めるほど勇気とかはないらしい。全員が周りで遠目にびくびくおびえながら様子を見ている。
周りの状況把握をしていると、なんかしびれを切らしたいじめっ子が手を振り上げていた・・・ってやば!!
少女side
なんで怒られなきゃいけないの?みんなの邪魔にならないように隅っこで絵本を読んでいただけなのに。
どうしてこんなことをするの?
そんなことを思っていると大きな男の子が腕を振り上げる。あぁ・・・殴られるんだ。
そう思った私は少しでも痛みが和らげばいいなと思いながらギュッと目を閉じて・・・あれ?痛みが来ない。
おそるおそる目を開けると、そこには、藍色の長い髪を持った小さい男の子がいた。
side end
とっさに飛び出して手を受け止めるまでは良かったんだが・・・。
ううむ・・・こっからどうしよっか。俺以外の奴らは呆けているみたいだし、・・・。
うん、当初の目的である少女とのコンタクトでもしようかな。
そう思って後ろに振り返って少女と同じ目線になるようにしゃがみ込む・・・つっても、この子と俺とではほとんど背が変わらんのでしゃがむだけで一緒の目線になるんだが・・・。
まぁ、そんなどうでもいいことは置いといて。
「おっす、俺はショーゴ」
とりあえず片手をあげて自己紹介。
「・・・?」
しかし、少女は首をかしげる。まぁいきなり言ったし訳分からんか。
「君の名前は?」
「・・・セリア」
「ふむ、いい名だね。じゃあ、これからはセリアって呼ぶぞ?」
こくりとセリアは頷く。
「じゃあ、セリアも俺のことショーゴって呼んでくれ」
また同じようにこくりと頷く。
「なら言ってみよー!さあどうぞ!」
「・・・」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・ショーゴ」
「はいよくできました!」
そう言ってセリアの頭をクシャクシャっと撫でる。さらさらしていて気持ちがいい。
セリアは俺が腕を伸ばしたとき一瞬びっくりしていたが、撫でられているのがわかるとびっくりした顔になって、現在進行形ではにかんだような表情を浮かべている。
あ~、可愛いなぁ!
そんなセリアに癒されまくっていた俺なのだが・・・、
「おい!お前なんなんだよ!」
ちっ!このkyが。このままどっか行けばよかったのに!
あれ?でもこいつらセリアのことをいじめてたんだよな・・・。そーかそーか・・・。
ゆらりと俺は立ち上がり、
「おい、さっさと表でろ。貴様らみたいに寄ってたかってこんないたいけな少女をいじめる輩は俺が修正してくれるわ!」
そう、アホ3人組に人差し指を向けて言う。
「なんだと!」
「てめー、調子にのるなよ!」
「そーだそーだ!」
なんかわめき散らしているが知ったこっちゃない。すべてをスルー。
後ろからうるさい奴らが来るのを感じながらどういう教育的指導をしてやろうかと考えながら、俺は外へと向かった。
アンケートというのは1話の長さをどのくらいにするか、といったものです。
1,1000~1500字
2,3000字前後
3,3000字以上
この3つの中からお願いします。それではまた次回もよろしくお願いします。




