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第1話:転生に神ってテンプレにも程がある

第1話です。皆様の暇つぶしとなればうれしいです!

さて、前回のプロローグで散々語っていた俺なのだが・・・


何でかわからんが俗に言う転生というものを体験してしまったらしい。


ことが発覚したのは今から1年ほど前、俺というかこの体が3歳位になった時だ。


あの頃はまだ昔のこともほとんど覚えておらず、なんか無駄に知能が発達している何の変哲もない赤ん坊であったころの話だ。


俺が昼寝をしようとしていた時、なんか、いきなり自分のいたはずのベッドではなく、訳のわからん真っ白な空間に俺は昔の姿で立っていた。

それと同時に昔の記憶もよみがえる。あの時の頭痛はマジで痛かった・・・。


おっと、少し話がずれたな。


で、落ち着いて考えた結果ここはテンプレというか、まぁ神とやらがいる場所なんだろうな~という結論に至った。


ぶっちゃけこの結論に至った時点で落ち着いていないのだが。


多分、あっちの中で俺の存在はイレギュラーというか予想外な存在なんだろう。あのまま育っていったら多分『俺』という存在が生まれたりするだろうからな。死んだはずの人間が復活は色々まずいと思うんだ。俺は。


そう考えると、また俺は死ぬことになるのかね。まぁ、何の感慨もないからどうでもいいけど。生んでくれたあの人たちには悪いけど息子の俺はもう死にます。悲しまないでね?


「いえ、あなたは死にませんよ?」

いやいや、だって俺の存在邪魔だと思いません?


「そこまで言わなくてもいいと思いますが・・・」

そんなこと言っても、俺がイレギュラーであることに変わりないし。


「でも、あなたの世界でもいましたよね?前世の記憶を持った人って」

いや、ああいうのってなんか作り話っぽい・・・ってあれ?


「どうかしましたか?」

アンタ誰?


「今まで気づかずに話していたんですか!?」

いや、喋ってないじゃん。


「お互いの考えが伝えられれば会話として成立すると思いますよ?」

そういうもんかね。


「そういうものです」

そうかい。で?あんた誰?


「一番初めの方で結論を出していたでしょう?まぁいいです。私は●△♪卍>◆・・・っと。この言語では伝わりませんね。そうですね・・・便宜上、私のことは神、とでも呼んでください」

了解。で、神さんのアンタは俺をここに連れてきてどうすんの?


「ただ、謝っておこうと思いまして」

謝る?なんで?


「わたしたちの不手際で何の知らせも情報も得ることなくこの世界に放り込んでしまいましたから」

いや、俺が悪かったんじゃないの?


「いえ、あなたが死んだときにちょうど同時にあなたたちの言う『並行世界パラレルワールド』でテロ、戦争などが起きてたんです。それも複数の世界で。その時送られてきた死者の魂は、いつもよりも多く、さばききることができなかったんです。その過程であなたの魂だけ紛れてこの世界に流れ着いてしまいました。だからこそ、私たちの不手際なんです」

ふ~ん、そんな背景があったのか。俺の転生には。


「ええ。本当に申し訳ありません。いくら謝罪をしても償いきれないほどの大罪です」

いや!そんな頭下げなくていいから!たかが俺なんかに。ほら頭上げて!俺は少しも怒ってないから。


「ぼんどうでずが・・・?」

ほんとほんと!だからほら!鼻チーンてして。


「は、はい・・・」

で、深呼吸。吸って~、


「すぅ~」

吸って~


「すぅ~」

吸って~


「・・すぅ~」

吸って~


「・・・・すぅ、って!いつになったら吐くんですか!」

ん~特に決めてなかった。


「決めてないって・・・」

どう?すこしは落ち着いた?


「は、はい・・・少々不本意な感じですが」

ん、僥倖僥倖。で、これから俺どうすればいい?


「あ、そうですね。一応最高権限を持っている神・・・まぁ、平たく言えば上司なんですが、罪の代わりに何か欲しいものがあったらかなえてくれるそうですよ?」

そうなの?ん~・・・つっても、正直欲しいものとかないんだが・・・。


「えっ!?あれですよ?あの転生といったらチート化とかがなんか流行ってたりするんじゃないんですか?」

いや、流行ってるとかは知らんが・・・別に今この歳でこれだけの思考能力があったら充分だろ。それに、


「それに?」

最初から最強レベルコンティニューは面白みがないだろ?こういうのはレベルをあげることに意義があるんだよ。


「そういうものなんです?」

少なくとも俺はそう考えてるけど?


「うぅ・・・でも、何かしないと私が怒られちゃうんです・・・」

む・・・それは、なんか悪い気がするな・・・。


よし、なら俺の今いる世界ってどんな世界?魔法ある?


「そんなので良いんですか?」

この世界のこと何もわからないからな。赤ん坊だから調べることもできんしさ。


「それもそうですけど・・・」

ほら、ならハリハリー!


「・・・わかりました。ではお答えしましょう。今あなたがいる世界は根本からあなたのいた世界とは違う世界です。それは『魔法』と『魔術』、『気』などの力が存在し、更にドラゴンやその他空想上の生き物とされる幻想種や魔物と呼ばれる存在もいます。まぁ所謂ファンタジー系というやつです」

・・・・・・・・・


「どうかなさいました?」

っしゃーーーー!!!


「うわっ!!」

よしよしよし!魔法に魔術、気か・・・!いいね!いかにもファンタジーって感じで!


「そ、そうですか・・・それは良かったです」

うん!ありがとうな、神さん。


「え?これだけで良いんですか?」

いや、ぶっちゃけこれ以上知ったら生きてくのに面白みなくなるし。魔法の存在があるってわかっただけでも大収穫だよ!


「でも・・・」

俺が満足したんだからいいの!


「しかし・・・」

あーもう!!俺がいいっていってんだから素直に受け取れ!


「・・・わかりました。そうさせていただきますね」

うむ!始めからそうしときゃよかったんだよ。


「・・・はぁ」

どしたん?


「いえ、なんでもありません」

そう?


「ええ。本当にすみませんでした」

だからもういいって。


「そうでしたね。それではこれからの一生、悔いの残らないように過ごしてくださいね?」

おう!


「では、いってらっしゃい」

・・・いってきます!


神side

あの子は行った。しかし・・・、


「強引に流されたけどあれじゃあやっぱり怒られるし才能だけでもこっそり与えておこっと」


side end






てなことがあって現在に至る。あれから俺はできる範囲での魔法の訓練をしてきたりした。座禅(みたいなもの)をして、自分のうちにあるであろう魔力を見つけたり、それを体の隅々まで行き渡らせてみたり、魔力を小さなピンポン玉位の塊にして、部屋の中で縦横無尽にコントロールしまくったり・・・。これらのことを気でも試してみたり・・・。


ぶっちゃけ二次創作とかで見知った訓練方法だ。おかげで魔力のコントロールに関しては自信がついてきた気がする。


で、これらをしていて思ったのが、俺には気を扱う才能が壊滅的にない。本当に酷い。試すだけで諦めたし。


ということで俺は後衛のポジションで生きていこうと思う。まぁ、元々格闘技とか剣道とかやってたわけじゃないからあんまし武器は使えんと思うからいいけどね。


それに、味方を魔法で援護するってのもカッコ良さそうだし。


まぁ、この一年こんなことをやりつつ、考えつつ生きてきたわけです。


そして、今日。俺はなんか幼稚園?的場所に行くようになるらしい。


よし、前世では成し遂げられなかった友達100人、達成して見せる!!

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