第13話:眠気とセリアの心情と
みてみんにてセリア画を上げました。この小説のタイトルで出ると思うのでよかったら見てみてください。下手ですけどね・・・。
今日も今日とて元気に登校。両親は仕事で朝早くどっかに行ったので一人で向かう。
「おはようセリア」
「おはよう・・・ショーゴ」
校門まで行くとお母さんと一緒に登校してきたセリアとばったり会う。
「おはよう、ショーゴ君」
「おはようございます、リシアさん」
いつもと変わらない笑みを浮かべながら挨拶をするリシアさん。
挨拶が済むとトテトテトテとセリアがこちらに向かってきて俺の手をつかむ。最早これがデフォとなりつつあるので俺は何も言わない。
「じゃあ今日もよろしくね」
「ええ」
そう言ってリシアさんは帰って行った。それを見えなくなるまでセリアと見つめ、
「じゃ、いこうか」
「うん」
俺達も向かうことにした。
さて、この幼稚園的施設では一応クラス分けがされており『シルフ』『イフリート』『ウンディーネ』『ノーム』の四つに分かれている。これらの名前の由来は『風』『火』『水』『地』の精霊の名前からとられている。
このクラス分けは団体行動とか行事の時の為に分けられており、普段は基本的に自由に全員行動している。
その中で俺とセリアはいつも一緒にいる。たまに他のグループに混ぜてもらったりもするが、特定のグループには入ったりはしていない。
今日は他のグループに混ぜてもらったりせず、グラウンドの端っこにある目立たない木の下に座って日向ぼっこをすることに。
昨日も夜遅くまでリンやウィンと話し合っていたため、かなり眠いのだ。ちなみにあの二人は最近俺の力が増えたとかで行動範囲が広くなり、俺の近くから離れられるようになったらしく今はいない。
何かあったらわかるそうなので特に気にしたりはしていない。
しかし、眠い。暖かない日差しと心地よい風のせいで意識がとぎれとぎれになる。
そんなとき隣のセリアが急に俺の頭を引っ張り、自分の膝の上に乗せる。
「・・・どうした?」
眠気に負けないように意識をどうにか保ちながら聞く。
「ショーゴ眠そう」
セリアの言葉をどうにか聞き取る。ちょっと危ないかもしれない。
「寝てて、いいよ?」
セリアが優しく俺の髪を梳く。あ~・・・だめだ。
「悪いな・・・」
そう言って俺は眠気に身を任せた。
セリアside
私の膝を枕にして気持ちよさそうに眠るショーゴの髪を梳く。さらさらしてて気持ちがいい。癖になりそうだ。
ショーゴは優しい人だ。私は初め、この施設に来たくなかった。それは私の一族に代々伝わる能力のせい。でも、お母さんたちに迷惑をかけたくなかったから来ることにした。隅っこで誰とも関わらなければいいと思って。
でも、なんでかわからないけど男の子たちには怒られて、殴られそうになった時・・・ショーゴが来てくれた。
ショーゴは初めて見た“色”だった。一番近い“色”だと、お父さんかお母さんだった。ショーゴは殴られそうになっていた私を庇い、男の子の手を受け止めて私に話しかけてくれた。
初めは疑問だった。なんで私を助けてくれたんだろう?なんで私と話すんだろう?
そう思っていると彼は自分の名前を名乗り、私の名前を聞いた。それに答え、彼は私の名前を呼んで私にも自分の名前を言うように言った。ちょっと考え込んだりしたけど、名前を呼んだ。そしたら彼は頭を撫でてくれた。暖かかった。初めは殴られるのかと思ったけど、撫でられて、安心した。
しばらく撫でてくれた後、ショーゴは少年たちと外に出て喧嘩をすることになった。身長も体型も私と同じくらいで、相手の男の子と比べたら小さくて細い。それに人数だって相手の方が多い。
でも、大丈夫だった。何か大きな音がしたと思ったらそこにショーゴがいなくて、いつの間にか男の子たちの後ろにいて、男の子たちを倒していた。その後彼もすぐに倒れてしまったけど。
保健室に行って、ショーゴと一緒に寝た。暖かかった。その時に一緒にいてくれるって言ってくれたことに私は凄くうれしかった。
お母さんも「凄くいい“音色”を持つ子だから仲良くしなさいね?」と言ってた。そのとき、私がいいと思ったら能力のことも話していいって言ってた。
友達のショーゴに秘密は持ちたくない。今日話そうかな?
でもまぁ、今はこの寝顔を見ておこう。
side end
さらさらと風の音がする。頭に何か暖かいものを感じる。目を開けると、微笑みを浮かべて俺の髪を梳くセリアがいた。
そう言えば眠ったんだっけ・・・。
「起きた?」
髪を梳きながらセリアは言う。
「あぁ、ありがとな」
そう言って俺は起き上がる。後ろ髪を引かれる思いだが、存外膝枕というのは負担がかかるそうなので起きる。
「ショーゴ」
「ん?」
グラウンドでワイワイ遊ぶ園児たちを見ながらボーっとしていると、セリアが俺の名を呼ぶ。顔を向けると何やら真剣そうな顔をしている。
どうしたのか、と思いセリアの方に身体も向ける。
「これから私の、私の家のことについて話す」
家・・・?それがどういうことなのか、それはセリアの話を聞けばわかるだろう。そう思い、話すように促す。
そして、セリアは話し始めた。
う~む・・・何個か話は考えてあるものの、それを文章にすることと何処で出すかに悩む。更新速度を少しでも上げれるように努力します・・・。