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第8話:まさかの無双可能?

なんかこのままではショーゴ、セリア両名の描写が書けそうにないのでここに載せときます。


ショーゴ


藍色の髪を腰辺りまで伸ばしている。目も同じ藍色。目は釣り眼気味だが、そこまで強気な印象は受けない。


セリア


紫がかった銀髪。肩甲骨辺りまで伸ばしている。きれいな蒼色の目。若干たれ目。そのせいかはわからないがいつも眠そうに見える。



とりあえずこんな感じ?もし描けたら載せます。もしくは描けるという方がいらっしゃったら申し出てくださいい。多分絵心のない筆者では不可能に近いので。

魔法とは精霊の力の一端を利用して起こす現象である。

これは世界の一部ともいえる精霊の力を利用するため破格の威力を得る。

しかし、一端と言えども世界の一部。並みの精神力では扱うことができない。


ので、人間達はより簡単に力を利用するために魔術を作った。

意味を持った陣を媒介にする事により普通の人でも精霊の力を行使する事が出来るようになった。


魔術は魔法よりも行使に制限が多いため、補助系の効果を持つものが多い。


~魔法と魔術について入門編~






「ふぅ・・・」

今読んでいた本を閉じる。

幼稚園から帰ると両親から渡され読むように言われたので読んでいた。

読んだ後に言うのもなんだが、この本四歳児が読む本じゃねぇ・・・。


まぁ、魔法とかについてわかったからいいけどな。


しかし、魔法はあんまし漫画とかのように乱発は出来そうもないな。燃費とか悪そうだし。


『いや、汝はできるぞ?』


「おわっ!!」

虚空から聞こえた声にびっくりして声を上げる。


『?どうしたのだ』

よくよく聞けばリンの声のようだ。


「急に話しかけられてビビったんだよ・・・」


『そうか。それは済まないことをした』


「いや、次からは気をつけてくれ。それで?何が俺だったら大丈夫なんだ?」


『うむ。その前にショーゴ』


「なんだ?」


『我と話すときは心の中で念じれば通じるぞ?』


「マジ?」


『本当だ』


『あ~、テステス。聞こえる?』


『うむ。さすがじゃな。1度で成功させるとは』


『あれ?これって難しかったりするのか?』


『一応な。まぁ汝は我とつながっておるから普通よりは簡単になっておるが』


『そうか。まぁそれは置いといて、何が俺なら大丈夫なんだ?』


『魔法を多用することじゃ』


『・・・そんなに俺って魔力あんの?』


『とりあえずじゃな、まず我の部屋に入ることだけでも膨大な魔力がいる。まぁ、それが人が持ちうる最高レベルの魔力じゃろうな。そのうえで汝は自我を保った。更に我と契約をなしたことにより・・・まぁ上級程度の精霊並みには持っておる。我も契約してから気づいたことじゃがな』


『・・・俺って人間?』


『身体の構造上はまだ・・人間と呼べるじゃろうが・・・』


『魔力の大きさとかって他の人にばれたりするのか?』


『いや、専用の道具を使わねばばれぬだろう。使われても我が誤魔化してやろう』


『・・・助かる』


『なに、初めて人と契約をしたのだ。その主をただの人間程度に好き勝手されてたまるものか』


『ありがとな』


『・・・別に礼など要らぬ。当然のことをするまでじゃ』


『それでもだ』


『・・・ふん』



とりあえず、今の自分の状態把握と対応に関しては考えた。


で、リンと話した結果、魔法使いとしてより魔術使いとして表向きは過ごすことに決める。魔法も使えるが、魔術をメインにする戦闘スタイルの人もいるらしいので俺もそれで行くことにする。

ぶっちゃけどれくらい同年代、および普通の人が魔法を使えるのかわからなかったので、なし崩し的にそうすることになった。


魔法に関してはリンが教えてくれるそうなので万事オッケーだ。


というわけで、本を返すついでに自分でそう考えた旨を両親に伝える。

両親も俺がそう考えたのなら頑張りなさい。とのこと。今度は魔術の本を貸してもらえた。


今更だが、両親って何してんだろ?これだけ魔法とか魔術関連の本をポンポン出してくるんだからどっちかがなんかやってたのかな?今度そのことを聞いてみよ。


とりあえず、今はこの本を読破しよう。

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