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アオくんは、言えない。

作者:桜瀬 リリ
―――これは、”片思いの隣”で暮らす俺の話―――



神崎璃子、25歳。大手広告代理店勤務。

仕事は誰よりもできるし、人に弱みも見せない。



だけど俺は知ってる。

疲れた夜に、彼女がソファでまるくなって眠ること。

お酒を飲むと、猫みたいに甘えること。

ほんとは少しだけ、誰かに頼りたがってること。



俺は、芹沢碧空(そら)彼女の”年下の後輩”で、一緒に住んでる”ただの同居人”。



部屋の隣が爆発したなんて、嘘みたいなハプニングで、突然始まった内緒のルームシェア生活。



最初は「男として見てないから。」と笑われた。
「チャラい奴は願い下げだ」ってあしらわれた。


そんな彼女に、俺は本心が言えずにいる。

この想いがどれほど本気かなんて。

今言ってしまったら、全部壊れてしまいそうだから。



けれどもし、彼女がまた誰かのものになったら…。

笑顔の奥で泣くのを、また見てしまったら―――

もう黙っていられない。
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