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⑺『路上封鎖』

⑺『路上封鎖』



路上が封鎖されたって、俺は呼吸をしているよ。極当たり前にね、それは、単に生活形式が変わったというだけで、生きるには生きているから、路上封鎖が死を意味する訳ではないことが、充分に明証された形となったのだ。



それ故、と言ってもなんだけれど、路上封鎖は、良くも悪くも、我々という我々を困惑させるが、決して包囲している訳じゃない。警戒して封鎖しているだけなんだ。俺には、そのことが、かなり痛切だった。通説だったんだ。



であるからして、路上封鎖は、俺が思うよりも、数段、路上封鎖という言葉が勝っていたな。そんな風に思えば、ここの居心地も悪くない、と言った感じだ。今、まさに、路上が封鎖されているんだから、この小説が書けているのだから。

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