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⑹『路上封鎖』

⑹『路上封鎖』



路上は封鎖されたのだ、されてしまったのだ。俺はどこへ行けば良い、回答などないこの世界で、ただ闇雲に闇を走り切る俺は、どうしても生きる意味など見出せず、途方に暮れる始末さ・路上封鎖、あってはならなかったことだ。



しかしどうだろう、例えば安部公房の『鞄』の様に、もう行く当てがなくなったら、ここで立ち止まるしかないのだろう。それこそが、宿命とか何とか言うやつのことらしいんだ。俺は俺で。早く人生に見切りを付けるべきだった。



そうか、路上封鎖か、そんなことももう、分からなくなってしまったなら、後は、路上における、封鎖された感覚とやらでも、述べていくしかないだろうな。初めから、プロットなんて壊れてたんだ。路上封鎖されて、初めて分かったよ、行き場なんて、決まってたんだ。

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