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諏訪見町のわんこたち、時々ねこ  作者: 竹 美津
わんこやにゃんこ達のお話:本編
4/24

でん屋のツクネ

でん屋のツクネは大根剥き剥き。しゅるしゅる白帯、脱がす艶つや、菱のアミアミほうわりと。あー、色っぽいね!

後でおうちで皮煮て食べるよ、豚のひらひら大根鍋。くーんとうまいよ。うっふっふ。ツクネはこれが大好きで。仕込みはふつふつ、ああ楽しいね!


ツクネは肉屋から、でん屋に来た。引き取りたいたい雄の波、んでも、ツクネは兄弟達がいなくなるのに最後の子。なんかなんでか生まれつき、腹よわわんこだったのみたいだ。今はおっきくなったし元気だよ。


ツクネがキャベツの玉1位の時はさ、肉屋のおじいちゃんちは困ってさ。最高級っての肉の塊どーんと一箱、上にツクネ。それで、いろんなとこを回ってね。配達途中でもらってくれる、誰かを探していたんだよ。

それでとうとう、でん屋にツクネを連れてきた。

ツクネは肉の箱の上、でん屋に来てすぐわかったよ。しゃりしゃり大根、くつくつたまご、お肉のとろっと煮とける匂い。つみれの擦り擦り、ああ!こんがりこっくりだしとお醤油!なんて美味しそう!

このおうちが、今までで一番美味しそうだぞ!


忙しいって三谷みやさんが、手だけ撫で撫でかまったときに、ツクネはでん屋を捕まえた。三谷さん困った顔したけども、ツクネは決めたし離れなかった。そのうち、店の手伝いするかって、三谷さん怖い顔して言った。

ああ!ツクネの尻尾はぶんぶんしたねえ!怖い顔してドキドキ三谷さん、ツクネを見てて目が囁いた。きっとこの子が来たんなら、店が楽しくなるだろうって!


でん屋は5時に開店ですよ。お持ち帰りもやってます。にんにん、煮たがんも、ふうふう、口にほろってなるよ!


「いらっしゃい!」

「ラッシャイ!」


ツクネ三谷さんと待ってるから、さ、皆、お財布握って食べに来てね!


あと、つくねの注文は『犬じゃないつくね』ですのでね。

どうぞお間違えなく、さあどうぞ「2名様いらっしゃいませ〜!!」


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