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人造勇者の理想郷  作者: 鈴花雪嶺
第二章 モンスターキャッスル
28/63

みんなのもとへ

 「はぁ、はぁ、はぁ……」


 俺はもと来た道を走っていた。一刻も早く戻り、みんなを助けないと……。


 ナイトスライムと戦う前から考えていることは変わらない。じきにみんなと別れたところが見えてくる。

 

 きっと無事でいてくれると信じたいが、どうしても最悪の光景が頭をよぎってしまう……。


 「もう少し……あそこだ!!」


 みんなと別れた場所に見えてきた光景は……


 「ぁ……ぁぁ……」


 そこは地獄絵図という言葉がふさわしいような場所だった。ブラックスライム達は何やら赤い塊のようなものをグチャグチャと音を立てながら執拗にいじっていた。


 周りを見てみると今まさに、ユエナがブラックスライムに襲われようとしていた。


今この場で起きていることを理解したその瞬間、俺の理性は怒りで吹き飛んだ。


無意識に全ての……体を動かすための魔力も、全て両腕に籠める。


 力が漲る。


 地面を蹴ってブラックスライムとの距離を詰める。


高機動モードを使っていないのに高機動モードの時よりも早く、思考が澄んでいるように感じる。


 全身がズキズキと痛み、苦しいが、この怒りの前では些細なことだ。


 まずはユエナを襲おうとしていたブラックスライムを殴り飛ばす。


 今まであれだけ倒すのに苦労していたブラックスライムが一瞬で消滅した。


 「ゆ、ゆう……や……」


 ユエナの弱々しい声が聞こえた気がしたが、俺はそのままほかのブラックスライムのもとに行き、殴る。


 一発で消滅し、再生もしないブラックスライム達は、すぐに全員いなくなった。


 その瞬間、俺の意識もなくなった。

今回も読んでくださりありがとうございます。高評価、ブックマーク登録もありがとうございます。いつも励みになっています。

不定期投稿ですが、次回も読んでいただけると嬉しいです。

投稿頻度が遅くてすみません……。次回、第二章完結予定です!

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