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人造勇者の理想郷  作者: 鈴花雪嶺
第二章 モンスターキャッスル
19/63

思ってたよりも強かった

今回は三人称視点です。いつもより拙い文章かもしれませんが、「味があっていいかな」くらいに思っていただけると助かります

 「さて……と。そうするかねぇ」


 眼の前のブラックスライムたちを見ながらルキアがつぶやく。ブラックスライムたちはかかってこいとでも言うようにユエナ達を見ていた。


 「五体いるんですし一人一体相手にしますか?」


 「そのほうがいいでしょう。話を聞いた限りだと一体ずつ相手にしている余裕はなさそうです」


 「決まりだな」


 ユエナ達は改めて武器を構えると眼の前のブラックスライムに向き直った。

 

 「なんだ……?」


 ユエナ達が戦う準備ができたことを確認したブラックスライムたちはその腕の形状を変化させ、武器のような形をとる。


 大剣使いの戦士であるルキアには鞭、弓とナイフを使う狩人のカルロには双剣、魔法使いのレイハには剣、剣と盾を装備している戦士のエイトには拳、そしてユエナにはモーニングスターの形に変形させる。


 その時、その場の全員が感じていた。こいつらは私達が戦いづらい武器を選んでいる。


 すなわち”私達に勝たせる気なんて一ミリだってない”と。


 相手のそんな内面を察してもその場から逃げ出そうとする人は一人もいなかった。全員、覚悟は決めてある。


 その様子を確認したブラックスライムたちは一斉に腕を伸ばして攻撃を仕掛けてきた。


 「ぅぐッ!?」


 何人かが声を漏らす。


 かるそうに見える攻撃は見た目以上に重く、スピードもあり、なおかつ対処しにくいところを的確に狙っていた。


 小手調べのような一撃で相手のレベルが自分たちよりも遥かに上だということを痛感させられる。


 自分の非力さを嘆く暇も与えずにブラックスライムたちは次々と攻撃を仕掛ける。その攻撃は段々と疾く、重くなり、戦闘スタイルも変わってきた。


 完全に遊ばれている。それでも、彼らは引かない。その肩には愛する街の運命が、かかっているのだから。

今回も読んでくださりありがとうございます。高評価、ブックマーク登録もありがとうございます。いつも励みになっています。ここからしばらく視点が変わる予定です。いつもと違ったキャラの視点を楽しんでください!

不定期投稿ですが、次回も読んでいただけると嬉しいです。

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