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頑張っている君の姿が『大好き』です

作者: 冬雪樹

(少しエッチな)幼馴染ラブコメです。

 俺には二歳年下の女の子の幼馴染みがいる。その子の名前は、カスミ。

 とても元気……いや、元気過ぎるぐらいで、すぐ思い付きで行動をし、よく僕を困らせてくれた。


 そんな僕とカスミは、今付き合っている。付き合うことになった切っ掛けは、訳合って人には話せない。

 その理由は、僕が中学三年生(一五)、カスミが中学一年生(一三)の時まで遡る。


 高校受験を控えていた僕は、夜遅くまで受験勉強をしており、それは風呂に入るのも忘れるぐらい集中していた。


 そのため、よく両親が寝静まった深夜に入ることが多かった。


「ふぅー。疲れたぁ〜」


 身体を洗い、風呂に浸かりのんびりしながら、ふとドアの方を見ると、何やら黒い影が動いていた。そして、突然、ガチャとドアが開き、入ってきたのは隣に住む幼馴染カスミだった。


「か、カスミ!? な、な、なんで」

「いや〜、なんか寝れなくてノアの部屋を見たら、まだ明かりがついていたから、ノアも寝れないのかって思って来たの」

「来たのって……」


 僕とカスミの部屋は隣同士で、屋根を利用すればお互いの部屋に行くことができる。

 そのため、暇だの、宿題教えろだのと、よく僕の部屋に突撃してくる。まあまあ迷惑な奴だ。


「僕は勉強してて起きてるだけ……って! そんなことは、どうでもいいだ! なんで、風呂に入ってきているんだよ!?」

「しー、静かにしないとおばさんとおじさん起きちゃうよ」


 それはマズイ。こんな夜中に、カスミと風呂に入ってところを見られたら、あらぬ誤解をされてしまう!!


「なら、出ていけよ」

「嫌だよ〜、入ったばかりだし」

「なら、僕が……」

「ん? どうしたの?」

「やっぱり、僕ももうちょい入る」

「なんだ〜、やっぱりノアも私と」

「違う!」


 風呂から出ないのは、お前と一緒に入りたいからじゃない。もっと、別の理由があるんだよ!

 最近、受験勉強ばかりしていたせいで、性欲の発散をしていなかった。

 そのせいで、今、一瞬ノアの裸を見たせいで、下半身が勃っているんだよ!

 なんて、言えるわけがない。どうする? ノアは今、身体を洗っているが、いずれ浴槽に入ってくる。そうなれば、勃起(これ)がバレてしまう。


 しかし、風呂を出るにしても、結果見られてしまう。ノアの性知識がどれほどあるか分からないが、流石に勃起ぐらいは知っているだろ。


 どうにかして、この場を切り抜ける方法は――


「よし! おわり〜。私もはいろ〜」

「か、髪は洗わないのか?」

「うん。一回、入ってるから、別に髪はいいかな」

「いや、一回入ってるなら、なんで入ったんだよ!?」

「う〜ん……ノアがそこにいたから?」

「そこに山があるから登るみたい言い方するな。というか、流石に二人は狭いから」

「大丈夫大丈夫」


 僕が全然大丈夫じゃないんだよ。頼むから、僕の息子よ。今だけでいいから、静まってください!

 そんな願いも叶わず、ノアは浴槽に入ってきて、僕の前に座る。


「あれ? なんか、背中に硬いものが……」


 おわった――。僕の人生、終わった。


「そっか、ノア受験勉強頑張っているから、発散できていないだね」

「え?」


 あれ? なんか、思っていた展開と違う。

 なんか、もっとバカにされると言うか、こういう「あれあれ? ノア、もしかして、私のこの美しい裸体を見て、興奮しちゃったの? かわいいね」みたいな、展開を予想をしていなのに。

 でも、実際は、真逆だった。バカにするどころか、僕の頑張りを認めるような感じだった。


「偉いね、毎日」

「うっ、カスミ」


 カスミは、僕を褒めながら、硬くなった肉棒を優しく触る。

 ヤバい、他人に触られるのってこんな感じなんだ。自分で触るのとは全く違う。


「くぅ、か、カスミ……やめ」

「私に触られるの嫌?」


 その聞き方はズルい。嫌なわけがない。


「嫌なわけないだろ。ただ、その、汚いし」

「洗ったんでしょ?」

「そうだけど、そうじゃ」

「ふふ、汚いないとか、嫌とか思っていたら、触らないし、そもそも一緒にお風呂に入らないよ」

「カスミ……」

「続きは、お風呂出てからする?」

「うん」


 僕たちは軽く身体を拭き、服を着ることなくそのまま僕の部屋に向かった。

 そして、生まれた姿のカスミをベッドに押し倒し、お互いに見つめ合い唇を重ねる。


「チュッ……チュッ…ンッ」

「ノ……ア……大好き」

「俺も……すき」

「ほんと?」

「ほんとさ」

「えへへ、よかった」


 やば、カスミってこんなに可愛かったっけ。

 なんか、もうカスミの潤んだ瞳も桜色の唇も、まだまだ成長途中の小ぶりな胸も、そして毛がやっと生え始めた下半身も――全てが愛おしく思う。


 俺は小ぶりな胸を優しく触り、小さく固くなった乳首をイジる。


「んっ……うぅん……」

「ここ、硬くなってる」

「ノアに見られて、触られたら……そうなっちゃうよ」


 耳まで赤くしながら、恥ずかしそうにそう言うカスミに、俺は我慢できなかなり、胸に吸い付く。


「あんっ……ノア……うぅぅ」

「ペチョ……チュッ……ひゃすみ」



 胸を吸いながら、手を下半身の方へ伸ばすと、ピチョッとすでに洪水レベルで濡れていた。


「すごい」

「言わないでよ……恥ずかしい。もう、交代! 次は私がシてあげる」

「あっ……ちょ」


 今度は、逆に俺が押し倒され、カスミは柔らかいスベスベの手で俺の肉棒を握り、優し上下にこする。


「わぁ、透明の汁が出てきた。これって、気持ちいいってことだよね」

「う、うん」


 改めて聞かれると、すごく恥ずいな。


「ンッ……ヒャアのおおひぃいね」

「カスミぃ……いき……なり」


 小さな口で、肉棒を咥えるカスミ。俺も初めての体験で偉そうに言えないが、カスミの頑張って気持ちよくさせてあげようと気持ちだけで、不思議と射精感が込み上げてくる。


「やっば……カスミ、そろそろ射精()そう」

「いいひょ……だひぃて」

「それは……流石に……くっ、むり出る」


 白い液体は、勢いよくカスミの口内へ吐き出される。


「苦い……けど、嫌な味じゃないかも」

「はぁはぁ……いやいや、汚いからほらテッシュに」 「へへ、飲んじゃった。なんか、ネバネバして飲みにくいね」


 そう言いながら、口の中を見せるカスミ。


「カスミ……挿入(いれ)たい」

「うん……きて」


 俺とカスミは、もう一度キスをし、そして、俺の肉棒をカスミの膣内(なか)へ挿れていく。

 締め付けがすごく、挿れようとしても追い返されそうになるが、なんとか挿入(いれ)ることができた。


「一つになったね」

「ああ。なったな」

「んっ、そろそろ動いて大丈夫だよ」

「わかった。無理そうなすぐいえよ」

「うん」


 ゆっくりと腰を前後に動かす。さっきまで洪水レベルまで濡ていたお陰で、愛液が潤滑油の役割を果たし、動かしやすく、とても気持ちよかった。


「んっ……はぅ……あん」

「はぁっ……うっ」


 カスミも気持ちよさそうでよかった。

 段々と前後運動のスピードを上げていくと、肌と肌が打ち付け合う音が大きくなっていき、カスミの蜜壺から流れる愛液もピチョンピチョンと音が鳴る。


 お互い、セックスに夢中になり、親が起きるかもなどの心配なんて頭になかった。

 ただだだ、お互いが一つなり、愛し合い、二人だけの世界に入り浸っていた。


「カスミ……そろそろ出そう」

「うん、いいよ。膣内(なか)に出して」

「流石にそれは……って、カスミ」


 カスミは、俺が抜かないようと、両足で俺をホールドする。


「出して……出して……ノア」

「うっ……くうっ……射精()るぅぅ」


 ビュルルルと、白い液体が容赦なくカスミの膣内(なか)に吐き出される。

 お互いにビクんビクんと身体が痙攣する。


「はぁはぁ……いっぱい、出たね」

「うん。カスミの膣内(なか)が気持ちよくて、いっぱい出たよ。こんなに出たの初めてだよ」

「ふふ、そっか。よかった。私もすごく気持ちよかったよ。一人でするよりも」

「そっか、よかっ……え? 一人で?」


 まさか、カスミも一人でスることがあるのか。いや、別に全然おかしなことではないが、少し意外だ。


「私だって、するときぐらいあるよ」

「そ、そうか。因みに、何か見ながらしてるのか?」

「うん。私の大好きなものを見ながらシてるよ」

「大好きなもの? お気に入りの漫画とか? 動画とか?」

「ヒントは、さっきも言ったよ」

「さっきも言った?」


 カスミの大好きなもの? 大好きなもの……大好きな者……好きな者……者……人?


『ノ……ア……大好き』


 もしかして、俺も想いながらシてるのか。


「ふふ。私、ノアの頑張っている姿大好きだよ」


【お♡ま♡け】


 私の名前はカスミ。中学一年生です。

 私には昔から大好きな人がいます。その人は、隣に住む二歳年上の男の子の幼馴染ノアです。


 ノアは、とても頑張り屋さんで、よく夜遅くまで勉強をしています。


 ノアは今年高校受験が控えていて、とても大切な時期です。

 勉強を頑張るのもいいけど、時には生き抜きもしないと、身体に疲れが溜まって倒れてしまうかも知れない。


 だから、私は、時々、屋根を利用をしてノアの部屋に「暇だぁ〜」と突撃する。

 ノアは、また来たのかと面倒臭そうな顔をするけど、私を本気で追い返そうとはしてこない。そこもノアのいいところだ。


 そんな私だけど、いつまで経ってもノアに気持ちを伝えることができず、いつも窓越しでノアを見つめながら、一人でシてしまう。


 ノアに抱きしめてもらったり、触ってもらったり、キスをしている妄想をすると、すごく胸がドキドキしてくる。

 そして、自然と手は服の中へ入り、最初はブラの上から触っているけど、物足りず、ブラのホックを外し直に触る。


 まだまだ成長中の私の胸は小さいと、一丁前に乳首は硬くなっている。ノアは、こんな小さな胸も好きかな?

 片方の手で胸を触りながら、もう片方の手は下半身へと伸びる。

 最初はズボンの上から、そして中へ入れパンツの上から。すでに、パンツの上からでも分かるぐらい濡ている。

 ズボンもパンツも邪魔になり、膝まで下げ、直に触ると最近生え始めた毛がネバネバしている。

 私って、もしかしてすごくエッチな女の子? ノは、私がエッチな女の子だと知ったら嫌いになるかな。


「嫌だな〜。ノア……」


 夜は、いつもこうして、明かりのついたノアの部屋を見つめながらシている。


 いつか、ノアに『大好き』という気持ちを伝えたいな。

 そんな日は、来るのかな?


♡本編に続く♡

こんな幼馴染いないよね〜  


よかったら、ブクマと星といいねを押してくれたらすごく嬉しいです。


では、また!

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