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プロローグ
~♪~♪~
スマホの着信音に昼寝から目を覚ます。
『はい、もしもしどうしたのこんな時間に電話とかしてくるなんて』
時計を見ると17時を少し過ぎた時間を差していて
「ごめんごめんアリス、落ち着いたのがこの時間でさ」
スピーカー越しにそう返してくるのは友人の1人の、野々村 茜だ
「実はさ、偶々見つけたお店なんだけど1人じゃ入りにくいから一緒について来てほしくてかなぁ」
『日課の散歩で見つけたの?』
「うん!凄く美味しそうなメニューがいっぱいあってさ」
茜の日課は、探索だ。うろうろと目的もなく歩いては、色々な店を見つけるが、もともと内向的な事もあり、入りたい店がある時はこうしてアリスを誘うのだ
誘われて行った店は、私の趣味にもあい、リピーターになるほどなのだ
『わかったいつ行く?』
「ありがとー!それじゃあ…」