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参考 第一次新世界大戦 小銃編

20160212公開

 第145部で『参考 第一次新世界大戦編の兵器レベルについて』で解説と言うか、登場する小銃を紹介しましたが、イラストが有った方が分かり易いというかイメージし易いかな? と思ったので、89式小銃と04式小銃の簡単なイラストを作りました。

 その上で各小銃の解説を再掲します。


挿絵(By みてみん)


『89式5.56mm小銃』 全長91.6㌢ 重量3.5㌔

・2016年現在も自衛隊の主力小銃

・小口径高速弾を使用する事により、携帯弾数の増大と殺傷能力の両立を図った小銃(世界的な潮流)

・まあ、性能は平凡と言えば平凡ですが、人間工学に則って左右非対称に作られた銃床や凄く少ない反動などによって、扱い易い小銃と言う感じです


『04式7.7㎜小銃』 全長111.8㌢ 重量3.8㌔

・旧軍の九九式短小銃を参考に再開発した回転式ボルトアクション方式の小銃

・89式小銃などの現代の自動小銃に比べて構造が簡単な為に開発に取り掛かったが、苦労してなんとか開発に成功した

・開発で一番苦労したのは、実用に耐える耐久度の高い撃鉄バネだった事は知られていない

・オリジナルと違う点は弾倉マガジンを採用した事だった。これにより連射能力はかなり向上した

・この小銃用の「04式7.7㎜普通弾」に使われる火薬・コルダイトの開発は新狭山市の日常生活に影響を及ぼす程だった

・火薬の性能差を補う為に、89式小銃の銃身長42㌢に対して65.7㌢と銃身が長くなっている

・実射試験の結果、有効射程は1㌔を超える事が分かったが、実戦ではそこまでの遠距離攻撃は控えられた。性能の秘匿の為とも、命中率の低さの為とも言われている

・この小銃は改良が加えながら長期に亘って作られる事になる


【追加の記述

・弾倉は10発用です

・まあ、九九式短小銃は銃弾5発を小銃内部に押し込む様に装弾していましたが、5発を撃ち切った後の装弾に時間が掛かるので、弾倉を採用しています

・そのおかげも有り、持続射撃がし易くなっています(5発撃つごとに10秒くらいとはいえ装弾に時間が掛かるよりは、事前に複数の弾倉に10発込めておいて撃ち切ったら装填済みの弾倉に入れ替える方が効率が良い)

・弾倉化に伴う機構の詳しい解説はmrtkには無理です(^^;)

・この小銃は構造が簡単でメンテナンスも楽な事も有り、後年には予備自衛官の自宅には金庫設置の上で配備される事になります

・初期の新狭山市の兵器を語る上で必ず出て来る名銃と言えます】



 なんとなく『始まりの日』を読んだ時にイメージし易くなれば幸いです m(_ _)m

少しは参考になったとすれば幸いです。

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