参考 第一次新世界大戦編の兵器レベルについて
20160203公開
こんばんは mrtkです。
物語重視の御訪問者の皆様は、今回はそのまま読まずにスキップして下さい m(_ _)m
興味は有るけど今一登場する兵器の事が分からないから簡単でいいので補足して欲しいという御訪問者のみ読み進めて下さいませ m(_ _)m
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下作品裏話も含みます・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まず、『新世界』に持ち込まれた兵器を簡単に紹介します。
『89式5.56mm小銃』 全長91.6㌢ 重量3.5㌔
・2016年現在も自衛隊の主力小銃
・小口径高速弾を使用する事により、携帯弾数の増大と殺傷能力の両立を図った小銃(世界的な潮流)
・まあ、性能は平凡と言えば平凡ですが、人間工学に則って左右非対称に作られた銃床や凄く少ない反動などによって、扱い易い小銃と言う感じです
『M16A4』 全長100.0㌢ 重量3.4㌔
・アメリカ海兵隊が使用する小銃
・陸軍がM4カービン(普通の小銃よりもコンパクトな小銃)なのに、何故海兵隊がM16A4を使っているかと言えば、想定している交戦距離がより遠くまでを含んでいるからです
『M4カービン』 全長85.09㌢ 重量2.68㌔
・陸上自衛隊特殊作戦群が使用するカービン銃
・都市部など近距離での交戦を含む多種多様な状況を想定している特戦群にとって、89式小銃はオプションが少ないのがネックとなった気がします
・ちなみに特戦群の隊員は当然ながら89式小銃も扱えますし装備品にも入っています
『M24 SWS』 全長109.2㌢ 重量4.4㌔
・陸上自衛隊特殊作戦群が使用する対人狙撃銃
・作中では出て来ていませんが、もちろん持って来ています
『84㎜無反動砲』 全長113.0㌢ 重量14.2㌔
・いわゆるバズーカ砲
・作中では照明弾の打ち上げだけに使用されています
・極少数ですが、榴弾も持ち込んでいます
『SMAW ロケットランチャー』 全長76.0㌢ 重量7.69㌔
・アメリカ海兵隊が使用するいわゆるバズーカ―砲
・上の84㎜無反動砲と比べれば分かりますが、軽量小型の為に対戦車用というよりは対軽車両や対陣地などに使います
・安いので気軽に使います(^^;)
『9㎜拳銃』 全長20.6㌢ 重量0.83㌔
・SIG SAUER P220
・自衛隊の上級指揮官が持って来ている拳銃
◆次に「新世界」の兵器を紹介します。
『鋳造両手剣』
・グザリガとダグリガという巨人の剣兵が使用する剣
・鋳造可能と言う事は、意外と製鉄技術が高いとも言えます
・焼き入れされているのでそれなりに使えますが、やはり強度的には今一です
『鍛造片手剣』
・ラミス王国剣兵が使用する剣
・手間は掛かりますが、強度的には鋳造の剣よりは上
・ラミス王国剣兵は基本的に盾を右手(利き腕が左手の為)に装備するので片手剣となります
・春香嬢は王家御用達の装飾の入った最高レベルの剣を2本使っています
『弓』
・長弓
・ラミス王国は複合弓、グザリガとダグリガは単弓
・故に威力はラミス王国の方が高い
『槍』
・グザリガは長槍ながらも鉄資源が少ない為に槍頭は小さ目
・ダグリガは鉄資源が豊富な為に槍頭は大き目
・ラミス王国はやや短いが、太刀打に似た補強が入っている
・また石突き(槍頭の反対側)に鉄を使っているのはラミス王国のみ
『テツハウ』
・「元寇」で蒙古軍が使った「てつはう」に極めて似ている為に新狭山市が命名した
・蒙古軍には「てつはう」を遠距離に投射する術が無かったが、ダグリガは『カタパルト』を発明していた為に脅威と見做されている
『カタパルト』
・『バリスタ』と同じ原理で石などを遠距離に飛ばす攻城兵器
・ダグリガが実用化
・で、何故に『バリスタ』も開発出来なかったの?
◆最後に現代人が新世界に齎した兵器群です。
『バリスタ』
・ローマの時代から使われていた据え置き式の大型弩砲
・最大射程300~400㍍くらい
・実際は現代人の銃製造技士により改良されて連発可能になっている
・「0式重バ型弓砲」(拠点防衛用)、「0式中バ型弓砲」(野戦用)、「1式軽バ型弓砲」(機動力重視の野戦用)の3つが制式化されたが、主にラミス王国に輸出された
・特に「1式軽バ型弓砲」は1000挺を超えるヒット作となる
・新星暦4年の頃になると機関部のみ輸出し、その他の構成部はラミス王国で作られた。一種のライセンス生産とも言える
『04式7.7㎜小銃』 全長111.8㌢ 重量3.8㌔
・旧軍の九九式短小銃を参考に再開発した回転式ボルトアクション方式の小銃
・89式小銃などの現代の自動小銃に比べて構造が簡単な為に開発に取り掛かったが、苦労してなんとか開発に成功した
・開発で一番苦労したのは、実用に耐える耐久度の高い撃鉄バネだった事は知られていない
・オリジナルと違う点は弾倉マガジンを採用した事だった。これにより連射能力はかなり向上した
・この小銃用の「04式7.7㎜普通弾」に使われる火薬・コルダイトの開発は新狭山市の日常生活に影響を及ぼす程だった
・火薬の性能差を補う為に、89式小銃の銃身長42㌢に対して65.7㌢と銃身が長くなっている
・実射試験の結果、有効射程は1㌔を超える事が分かったが、実戦ではそこまでの遠距離攻撃は控えられた。性能の秘匿の為とも、命中率の低さの為とも言われている
・この小銃は改良が加えながら長期に亘って作られる事になる
『03式60㎜迫撃砲』
・自衛隊は「81mm迫撃砲 L16」を使用していたが、軽量化と取り回しを優先した為にアメリカ海兵隊の「M224 60mm 迫撃砲」を参考に開発された
・火薬の性能が劣る為に最大射程は「M224 60mm 迫撃砲」よりもかなり短い1500㍍で、有効射程は100~800㍍ほどである
・ただ、それでもオーバーテクノロジーとも言える兵器である
◆おまけ
『守春香』
・新世界に来た時は無名の2年生の女子高生
・この「第一次新世界大戦編」の時には、『あらゆる人類種で最強』と言われる程に有名になっています
・知らぬは『新狭山市本市民』のみだったり・・・・・
・剣を取れば『剣豪』以上で、レールガンも真っ青な超高速射出技を持っているなんて、「それ、なんて『ワタシTUEEEEE』主人公なの?」状態です
・しかも、「奥さん、この子、空も飛べるですって(-。-)y-゜゜゜」ですよ・・・
・米海兵隊は彼女の事を『最終兵器 ●女』に因んで、『CHISE』と呼んでいます
・あ、「第一次新世界大戦編」時点ではアル君が18歳になっているので結婚しています
・とはいえ、ダグリガとの戦争は必ず起こる既定事実な為に、子作りはしていません
・その為に、八つ当たり気味にダグリガ戦に参戦します
・今から彼女の戦闘に慄きを禁じ得ません(;;)
最後まで読まれた方には、その忍耐強さに称賛を・・・・・




