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第11話 3-3 「UK」

20141021公開

   挿絵(By みてみん)


3.『UK』 西暦2005年10月23日(日) 午前9時55分


 守家全員がテレビ画面に釘付けだった。長男の守貴志が全員に禁足令を出していなかったら、巻き込まれていたかもしれない。次女の春香の友達たちは確実に事件に巻き込まれている。知っている近所の人たちや会社の社員も巻き込まれている可能性は高い。すぐ身近で起こっている事なのに、どうしようもない無力感を感じていた。


 守春香も、その黒い瞳でテレビ画面を見ていた。宮野留美たちの姿が映らないかと期待しての事だった。思わず限界を越えてしまったのだろう。画面の像が意味を成さなくなった。赤色、緑色、青色、黒色の粒子の集まりになってしまった。彼女は慌てて、わざと焦点をずらした。まともな画面になった。

『もう・・・。 だからテレビは嫌い』


 彼女は日常生活で支障をきたすほど視力が良かった。学校での視力検査はわざと落として返答するが、真面目に答えれば、人としてのレベルを超えている。彼女の数多い秘密を色々と試していた兄の貴志が呆れながら言った事がある。2回目の長期発熱をする前の夏ごろの会話だった。今、思えば、春香の人生を救った会話だった。


『マジで、人間レベルじゃない。知っているか? 人間の視細胞は中心部分で1平方ミリメートルに20万くらい有るが、鷹とかだと150万くらい有るそうだ。多分、春香の視細胞は100万くらい有る計算になる。しかも、普通の人が見えない波長まで見えてるっぽい。テレビを長時間見られない理由は両方だろうな』

『目が黒いのも、関係があるの?』

『どうだろう。単純に虹彩の部分のメラニン色素が多いだけだと思うよ。昔、発熱した時に見てもらった医者が居ただろう? あの先生もそう言っていたらしいし。ただ、古文書に書いていた内容から考えると、【子供たち】も同じ目をしていたそうだから、関係が有るかも知れん。今まで通り、カラーコンタクトで隠しておけばいい。それよりも、発熱がそろそろ起こってもおかしくない。覚悟を固めておけ』


 性格が変る前の春香は素直に頷いて言った。


『うん。でも怖いの。もし、人や動物をすぐに殺したがるような子になったら、と思うと』

『その時は、昔にした約束を思い出せ。俺と姉貴の言う事には絶対に逆らわないって、約束を。古文書でも、小さい頃にした約束だけは守ったって書いていただろ?』

『うん、そうする』


 春香が暴走しないで済んだ(辛うじて人の道を踏み外さずに済んだと同義)理由は、偶然の産物だった。


最初の発熱をする前に、春香が父親の大事なゴルフセットにいたずらして、怒るに怒れない父親の姿に同情した!?兄姉が一計を案じた事が発端だった。兄姉二人は春香に約束させた。


『今後、何かをする時にはお兄ちゃんかお姉ちゃんに相談すること。そして、二人に言われた事は絶対に守ること。お前もお父さんの悲しむ姿を見たくないだろ? ちゃんと約束したら、お父さんに一緒に謝ってやる』


 父親の落ち込んだ姿を見て、幼いながらも自責の念に駆られていた春香は心から約束した。その時にした『指切り』が4年後の彼女を救った。衝動に襲われる度に、毎朝交わされる兄姉との約束を思い出したのだ。


『人や動物や物を、殺すな、壊すな、傷つけるな。どうしても、我慢が出来そうになかったら、すぐに家に帰って来い』


 もっとも、『黒ハル』の暴走を止められる様になった後も、この一種の洗脳は有効だった。

 だから反抗期になっても、春香は二人に頭が上がらなかった。本当に悔しい事に。



 結局、春香が苦労してテレビを見ていたのは10時までだった。テレビ局側が『大阪狭山市及び周辺住民の皆様へのお知らせ』画面を放送しだしたからだ。仕方がないので、彼女は貴志が見ているノートパソコンの画面も少しだけ覗いた。

 だが、すぐに諦めた。テレビよりも映りが悪いし、ベランダから見える方角が池を向いていたからだった。


「雅司も役に立たないわね。なんとかして、カメラをさやま公園の方に向けられないの?」

「無理な事を知っているのに、いじわるだな」

「必死だもん。ところで、貴ニィの予想では何時ごろに警察が動くの?」

「昼は回る。早くても2時頃だろう」

「分かった。お風呂に入るわ。着替えもしとかなきゃ」

「えらく冷静だな。さっきまで、飛び出しかねなかったのに」

「少しは大人になったの。それに・・・」


 彼女は言葉を切った。母親の前では言いたくなかった。貴志も分かったのだろう。あえて訊かなかった。


「何か有ったら教えるから、早く入って来いよ」

「ありがと」


 飲み込んだ言葉は、『暴走した時に、人として、身体も下着も綺麗でいたいからね』だった。


 春香は手早く、かつ丁寧に全身を洗った。下着は最近買ったばかりの勝負下着だった。一緒に買い物に来ていた親友の宮野留美に、


『ハルっち、それは勝負下着じゃない。どこの女子高生が、ハムスターのイラスト入りショーツを勝負下着にするの?』 と、マジ突っ込みを入れられた一品だ。

 腰の部分に入ったハムスターのイラストが可愛かったから選んだのだが、春香のセンスは世間とずれている様だった。そう言う留美も色気の欠片も無い下着を選んでいた。彼女は珍しく顔を赤らめて反論した。

『私は、いいの。だって、彼はきっと、色っぽい下着より、こういう方が好みな筈だから』


 留美との会話を思い出してしまった春香は数分間固まった。やっと、動き出した彼女は動きやすさで選んだ服装を身に付けた。一旦、リビングに寄って、最新の情報を訊いた。巨人が穴から続々と出て来ているが、市民に関しては大した情報は無かった。彼女は自分の部屋にしばらく篭る事にした。念の為に、兄と一緒に開発した技術を一通り生成する為だ。


 春香は自分の部屋に戻ると、机の上に置いている赤い蓋のタッパーを注意深く開けた。左手の人差し指と親指で、そっと何かを掴んで、右手の上に持って行く。集中しながら、『拘束具群』が徐々に元の形になる様に生成する。シャツの上から右手を圧迫する、いつもの感触を感じた。次に『薬室』の生成に取り掛かる。この段階が一番神経を使う。

 1分後には出来上がった『薬室』を『拘束具群』にがっちりと結合させた。緩みが許容範囲内に収まったかを再確認する。大丈夫だ。

 次は『銃身』だ。一体となっている『拘束具群』、『薬室』に組み合わせる様に『銃身』の根元を生成する。根元の結合を確認してから、『銃身』を伸ばしていく。今回は秒速1200mまでの加速だから、80cmまで伸ばすと、そこで止めた。組み上がった『超高速射出銃』の結合を最終確認する。

 問題ない。


 薬室内の『射出誘導体』を空気が入っていても問題が無い程度の速度で動かしてみる。

 問題ない。

 『銃身』の先にある『気密保持用膜』を展開する。『銃身』『薬室』内の空気を抜いて、『射出誘導体』を秒速500mから100m単位で速度を増して動かす。最終的に秒速1500mの速度まで試したところで、『銃身』を5cmまで短くした。これなら右手首にも当たらずに済む。

 試験結果に満足した春香は一息だけ吐くと、ベッドに腰掛けた。


 春香が生成した『超高速射出銃』は、この地球上で3丁しかない特殊な銃だった。扱える人間も3人しか居ない。彼女の姉の真理と、従姉妹の佐々優梨子だけだった。

 守家に保管されていた、錆びた鉄剣から抽出された物質を、自分が出す波長で所定の形に生成するなど、普通の人間に出来る訳が無かった。何しろ、実兄である貴志でさえ無理だったのだ。

 この銃は、守家の会社が躍進を始めるきっかけとなった高機能繊維の特性を確かめる過程で、必要に迫られて開発された。

 貴志が春香の特異な能力、『生体顕微感』(彼女の何種類かの技術で、最高の難度を持つ技術)を使って『開発してしまった』高機能繊維は、それまで圧倒的な性能と知名度で市場をリードしていた、アメリカの会社が開発した同様の繊維を凌駕する可能性が有った。

 だが、いかんせん、国内でもそれほど大きくない会社では満足に高度な実験が出来ない。秘密保持の為に、大手の会社に実験を依頼する訳にもいかず、仕方なく強度実験をする為に2ヶ月足らずの期間で作り上げた物だった。半分思い付きで始めた研究だったので、春香達が使用している飛翔体はパチンコ玉だった。パチンコ玉を選んだ理由は、一般で考えられているよりも精巧で(直径は11 ±0,01mm、重量は5,45 ±0,01gで、なおかつ浸炭、焼入れと手間も掛けて製作されている)、コストの安さと入手の簡易さが決め手であった。

 初めて作った時は秒速1mも加速しなかったが、春香が途中から意地になったせいで、気が付くとオーバースペックになってしまっていた。

 その後、自分が開発した繊維の持つ性能に気をよくした貴志が、宇宙空間でのスペースデブリ対策に使用可能かどうかの実験をする為に改良を重ねさせて、現在の最高射出速度は秒速10kmだった。

 これは異常な性能だった。宇宙実験棟『きぼう』を開発したJAXA(宇宙航空研究開発機構)が使用している実験施設と比較すれば一目で判る。レールガンで約6.5km/s(1.0g飛翔体)、2段式軽ガス銃ならば約7.0km/s(0.2g飛翔体)の性能しかない。運動量を比較すれば、13倍弱と55倍以上となってしまう。はっきり言って、兵器以外の何物でも無かった。


 一休みを終えた春香は部屋の中を見渡し、片付け損なった物が落ちていないかを確かめた。次の技術は、本来は屋内での使用を想定していない為に、より慎重に試験をしないとえらい事になってしまう。飛んで行きそうな物が無い事を確認してから、生成に取り掛かった。

 今度は青い蓋のタッパーを開けた。さっきと同じ様に左手で何かをつまむ。胸の前で手を止めると、『拘束具群』を生成していった。


 5分後に、全部の準備作業を終了した春香は思わず呟いていた。


「うそ、前よりきつい」


 夏休み以来の生成だったせいもあり、成長期で2ヶ月前よりも成長したのか、単に太ったのか難しい所だった。

 とりあえず今の状態でL/R/Mの3つの『ファン』を低速で回してみる。まずは左足に括り付けている『Lファン』からだ。

 問題なし。

 次に右足。

 問題なし。

 背中に背負う恰好で括り付けている『Mファン』を慎重に回す。問題なし。最後に3つの『ファン』を同時に回す。部屋の中に高周波音が響いた。自重の半分まで推進力を上げたところで、試験の継続を諦めた。これ以上はさすがに室内では無理だった。仕方が無いので、『拘束群』のフィッティングに専念する。

 ほぼ15分を掛けてフィッティングを済ませた春香は、更に20分を掛けて解除していった。


 使用が考えられる二つの技術を試して、両方とも満足いく内容だったので、春香は『ギア』を最小限度に落としてリビングに戻る事にした。


 彼女が使っている技術は、別に超能力でも、魔法でもなかった。単に特異な性質を持つ、地球以外の惑星からもたらされた物質を用いた技術だった。

 その物質は、守家が2000年以上も保管していた、錆びた鉄剣に含まれていた。その鉄剣の研究自体は妙の時代にもしており、その時の成分分析では発見できなかった。


 発見は偶然だった。当時中学2年生だった春香が初めて見せてもらった時に剣を持ち上げたら、錆びて分離していた部分まで持ち上がったのだ。たまたま、自分の力をコントロールしきれていない時期に触った為に起きた現象だった。

 その時の二人の驚きはやがて歓喜に変わった。古文書に書かれた鉄剣の描写が「折れず、曲がらず」と有ったが、その理由の一端が再現したのだ。

 将来の為にと、繊維関連の勉強を受験勉強の傍らで始めていた高校3年生の貴志は、受験勉強そっちのけで、この現象の研究にのめりこんだ。

 磁力・重力・電気力という古典的な力では説明出来なかった。素粒子間で働く4つの相互作用にも手を出したが、お手上げだった。

 結局理論構築を諦めて、前から進めていた新しい構造を持つ繊維の開発に専念しだした大学1回生の夏に転機は訪れた。鉄剣の研究と会社の技術力向上の為に、守姉妹にしか出来ない共鳴作用を応用した一種の電子顕微鏡で、春香が分子レベルまで感知できる様になったのだ。もう一度、鉄剣を調べてみた。


 結果は有り得ない物質の存在を示唆していた。脳内温度上昇許容範囲いっぱいまで何度も確認したが、その物質は存在を主張していた。わざわざ大学の電子顕微鏡を使ってみたが、どうしても見えないし、存在の欠片も掴めなかった。

 だが、貴志が共有した春香の感知情報には存在している。


 あらゆる物質は83種類の元素の組合せで、恒星内の反応によりほとんどが作られた事が判っている。

 だが、この物質は遷移元素、典型元素を飛び越えて、周期表のどこにも当てはまらない構造を持つ84番目の元素から出来ていた。貴志の直感だが、この宇宙とは別の宇宙での炭素に近い元素が元なのかもしれなかった。となれば、理解するのに時間が掛かる。ほとんど開発成功寸前の繊維の仕上げをする方が先だった。

 特許の申請を済ませた後で、貴志は謎の物質の研究に戻った。

 彼は馴染んでいた物理学を当てはめる事を諦めて、実験を繰り返して特性を把握する事に専念した。実験をすればするほど、呆れた物質だった。春香が共鳴の仕方を変えると物質同士が固定されたり、反発したりした。単一波長の発光機能も確認されたし、挙句の果てには伸張させる事も可能であった。伸張後に共鳴を止めると元の大きさに戻るが、再度共鳴させると同じ形状を再現してしまう。


 二人はこの物質の研究と応用に没頭した。共鳴で物質の一つ一つの特性を変えながら伸張・再現を繰り返し、数種のメカニズムを構築した。一つの応用技術が完成する度に、真理にも教え込んだ。

 その過程で維持できる時間や使いこなすには個人差が有る事も分かって来た。維持できる時間は脳内温度の上昇に結び付いていたし、使いこなせるかどうかに関しては能力の大小が関係あるようであった。

 真理が限定的ながら使いこなせるようになった後に用いた実験モルモットは優梨子であった。優梨子は真理より若干能力が落ちるが、努力を重ねて使えるようになっていった。

 いつしか物質は『UK』と呼ばれていた。Unknownのもじりだった。


 まさしく未知数の物質だった。


 リビングに戻った春香はソファにもたれ掛かりながら、黙って座っていた。真理と妙の間だった。二人して春香の気を静めようとするかの様に、両側から春香の手を握っている。真理は春香が右手に『超高速射出銃』の『拘束群』を生成している事に気付いたが、何も言わなかった。

 母親の幸恵の姿は無かった。どうやら昼食の準備に取り掛かった様だった。

 貴志と徹朗は相変わらずノートパソコンを見ながら会話を続けていた。二人の会話が春香にも聞こえていた。


「だが、お前の予想だと、そろそろ機動隊の集結が完了する筈だ。市民には連絡が無いのか?」

「多分、無いだろね。まさか異星人とは思わないから、テロリストと判断して、テレビやラジオでは情報は流さない筈だよ。避難の指示もぎりぎりまで流さないと思う。取り敢えずは包囲して持久戦に持ち込むか、一気に決着を付けるかだけど、今までだったら持久戦を選ぶのだろうけど・・・」

「選ばないと考えているんだな?」

「うん。持久戦にしたくても、あれだけテレビで市民が殺されたシーンを流されたんだ。凄まじい圧力が掛かっているね。それに、早めに手を打たなければ、自衛隊を出せとうるさく言う政治家が黙っていないと思うし」

「それで、勝てるのか?」

「うーん、どうだろう。無理な気がする」

「何故? 確かに弓は持っていたが、巨人達は銃を持っていないぞ? 主に剣と槍しか無いのに、何故負ける?」

「体格差が大き過ぎるよ。俺もまさかあれほど大きいとは思っていなかった。画面に映った比率を基に簡単に計算しても、2m20~30cmは下らない。更に大きいのも居たから、もしかしたら2m50cmくらいまでは考えられるね。オヤジの身長は何センチ?」

「178cmだが?」

「2m50cmの約71%だね。オヤジが巨人としたら、1m27cmの身長の子供に負けるかい? しかも、相手がひょろひょろだとしたら?」

「負ける気がしない。だが、数が多ければ大丈夫じゃ無いのか? 俺は直接知らんが、デモ隊と激突を繰り返した頃の機動隊の映像を見た事が有る。数は力だと思うが? しかも拳銃も持っている」

「俺も付け焼刃の知識だけど、いきなり撃てないはずだよ。警告射撃って言うのか、威嚇射撃って言うのか知らないけど、まずはそこから始めるんじゃないかな? 相手が問答無用に突っ込んでくる相手でもね。全力でぶつかって来る大相撲の力士を止める自信が有る? 訓練していても無理だと思うよ」


 二人の会話は、そこで止まった。パソコン画面上に新しい動きが有ったからだった。両手を自分の服で後ろ手に縛られた市民が穴の近くに連行され始めていた。


「これは、もっと早く手を打つ必要が出てきたな。この情報が漏れたら、警察も政府も叩かれる」


 テレビ画面に速報のテロップが流れたのは15分後だった。

 テレビ局の努力が実り、徐々に情報提供をする市民が増えてきた事が理由だった。インターネット経由の情報が集まりだしていた。貴志がしているような、映像を流す市民も居た為に、遂にリアルタイムの情報を掴んだのだ。


 春香はそれでも堪えていた。彼女の頭の中は、どうやってあの巨人の剣を手に入れるかを考えていた。

 もし、あの剣さえ手に入れる事が出来れば、絶対に負けない自信があった。


 そして、4時間半後。


 巨人達と、自衛隊と機動隊が血まみれの市街戦を繰り広げている最中に、彼女が動いた。

 それは小さな行為だったが、より大きな行動に繋がっていく。



お読み頂き、誠に有難う御座います m(_ _)m

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