人の終わりが見える私、婚約破棄されたら騎士団長にだけ効きませんでした
最終エピソード掲載日:2026/04/12
前世で葬儀式典ディレクターとして働いていた私は、気づけば異世界の伯爵令嬢エルナに転生していた。
チートも魔法の才能もない。ただひとつあるのは、「終わりが近いものが見える」という奇妙な感覚だけ。
婚約者の心が離れていることも、友人の縁談が破綻することも、誰かが職を辞めることも――終わりを迎える前に、なぜかわかってしまう。
婚約破棄の夜、私は涙ひとつ見せず言った。
「やっぱり今日でしたか。三ヶ月前から、そんな気はしていました」
以来、社交界では「縁起が悪い令嬢」と遠巻きにされるようになったけれど、なぜか騎士団長のクロヴィス様だけが、まっすぐ私を見てくる。
「なぜお前には、それがわかる」
「さあ。なんとなく、です」
不思議なことに、この人の「終わり」だけが、私にはまったく見えなかった。
チートも魔法の才能もない。ただひとつあるのは、「終わりが近いものが見える」という奇妙な感覚だけ。
婚約者の心が離れていることも、友人の縁談が破綻することも、誰かが職を辞めることも――終わりを迎える前に、なぜかわかってしまう。
婚約破棄の夜、私は涙ひとつ見せず言った。
「やっぱり今日でしたか。三ヶ月前から、そんな気はしていました」
以来、社交界では「縁起が悪い令嬢」と遠巻きにされるようになったけれど、なぜか騎士団長のクロヴィス様だけが、まっすぐ私を見てくる。
「なぜお前には、それがわかる」
「さあ。なんとなく、です」
不思議なことに、この人の「終わり」だけが、私にはまったく見えなかった。
第1話「その婚約は三ヶ月前から死んでいました」
2026/04/11 18:00
第2話「騎士団長殿、あなたの副官は半年以内に辞めます」
2026/04/11 18:00
第3話「縁起が悪いと言うならそう呼んでください」
2026/04/11 18:00
第4話「ご主人様の婚約あと四十日です」
2026/04/11 19:00
第5話「あなたに仕事を頼みたい」
2026/04/11 19:00
第6話「この騎士団、三箇所が腐っています」
2026/04/11 19:00
第7話「副官殿の本当の望みを、私は知っています」
2026/04/11 21:00
第8話「四十日、経ちましたね」
2026/04/11 21:00
第9話「あなたが笑うと、私は困ります」
2026/04/12 12:00
第10話「エルナ様の『眼』は、なぜ私には使えないのですか」
2026/04/12 15:00
第11話「騎士団長の副官が、本日付で故郷へ帰ります」
2026/04/12 18:00
第12話「騎士団長が、私の屋敷の前に毎朝います」
2026/04/12 21:00
第13話「あなたの終わりは、私が決めます」
2026/04/12 21:00
第14話「私には、あなたの終わりが見えません」
2026/04/12 21:00
第15話「お見送りのプロは、今日からあなたのそばにいます」
2026/04/12 21:00