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ちょびっと場面集~なんかネタ帳みたいなもの~  作者: ひととせ そら


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6/11

■恋愛もの01■

駅前の雑踏の中、流行る足で駅前にあるカフェへと向かう。

今日は彼とカフェで会う約束をしてる。

どこかウキウキする気持ちを胸に抱き、お目当てのカフェを目で探す。


見えてきたカフェの窓際…そこに静かに座る彼の姿が見えた。

その横顔が、こちらに気づいてふっと微笑みを浮かべた。

私も思わず嬉しくなって恥ずかしそうに微笑み、

軽く手を振るとカフェへと入っていった。


「お待たせ。ごめんね、待った?」

彼のそばに行って不安げな顔で手を合わせて謝る。


「ううん、今来たところだよ」

そんな私を見て、彼は柔らかな微笑みを向けた。


…っ。

その彼の微笑みに、心臓が一瞬、ざわっとした。


甘くて、でもどこか胸がきゅっとさせられるような、そんな…。


これは『恋』?それともただの…。

まだ、そう名付けてはいけないような、その曖昧な関係に…雰囲気に…

私はただ、静かに椅子に座り、彼と同じ珈琲を飲むのだった。


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