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第四話 斉藤の失踪

イベントから数日が経った。

俺の頭に残っているのは、あの日の拍手やフラッシュじゃない。人混みの奥から冷たい目でこちらを見ていた、あの男の存在だ。


間違いなく、親父に繋がる人間だ



その直後から、斉藤さんが姿を消した。

電話も繋がらず、メッセージを送っても反応がない。会社にも来ていないらしく、同僚は「体調不良で休んでるらしい」と答えるだけ。


だが俺には分かる...そんな言葉はただの建前だ。



夜、斉藤さんのマンションを訪ねた

ポストには新聞や広告が溜まり、部屋は真っ暗。管理人に尋ねても「ここ数日見ていない」という返答しか返ってこない。


一つだけ気になる話を耳にした。

「黒いコートの男たちが夜中に出入りしていたと...」


心臓が冷たく跳ねた。あの日の男だ。



斉藤さんは失踪じゃない。連れ去られたんだ。

理由は分からないが、胸の奥でザワつく...予感が膨らんでいく。


親父が関わっている。あの男たちは確実にその関係者だ。



「……斉藤さん」


声は夜の街に溶けて消えた。

だが心はもう決まっていた。


このまま黙っているわけにはいかない。

俺が裏の世界に足を踏み込み、斉藤さんを取り戻すしかない。




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