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暦の上ではディセンバー

作者: あまなす

日が沈みだすころ起き出す

そういった生活

めずらしく朝日が昇るのと

同じくらいに目が覚める

眠気がそんなになくって

気持ちいいとさえ

思ってしまう

朝起きて

気持ちいい

そんなふうに思うなんて

いつぶりなんだろう

気持ちいい

そう思う

感覚が

感情が

まだ自分の中に

あったんだなあ

ちょっぴりおどろく

いきおい

買いものにでも

行ってみるかな

そんなことを思う

行かないけど

街には

わたしを

満足させてくれるものなんて

あふれていないのさ

なんてね

気持ちよく強がってみせる


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