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アリアスの雑記帳「メヴァンディーニ」  作者: アリアス・サカユ
23/31

23話目:寂しげな図書館

 とりあえず、空っぽってわけでもない図書館におもむく。


 司書さんは「何か注文したい本とかありませんか?」と聞いてくれる。


「幻想的なの、ってありますか?」


「んん~・・・もうちょっと情報ちょうだい?」


「綺麗か美しいか、可愛い、感じの・・・」


「絵本?」


「いや、分からないけど」


「あなた、物書きさんじゃないの?」


「物書きですよ」


「じゃあ、書きたいか読みたいものを描けばいい」


「・・・なるほど。ありがとう。少し調べものをしてみます」



 背の高い本棚から、興味深い一説を見つけた。


 メヴァンディーニ


 本の中に出てくる架空の異世界で、幻想領とか高天原って訳されている。


 その情報に出会った時に、はっと息を呑んで、思わず本を閉じていた。


 点と点がつながって、星座ができた気がする。


 俺の今、書きたくて読みたいもの。


 それは甥が言う絵葉書からの空想で、おそらくそれはメヴァンディーニ。


 しばらく家にいて、模索してみようかと思う、


 俺の思うメヴァンディーニを。



 帰路「メヴァンディーニ」と言うフレーズをぶつぶつぼやいている俺を、


 心配して家の前まで着いて来てくれた人物がいた。


 どうにもメヴァンディーニという言葉を知っているらしい。


 名前を「タオ」さんと言って、結羽なんだそうだ。


 証も持っていたし、お茶に誘うと嬉しそうにしてくれて、話は充実した。


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