表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アリアスの雑記帳「メヴァンディーニ」  作者: アリアス・サカユ
20/31

20話目:ブロマイド屋


 自宅に戻る途中、ブロマイド屋に寄った。


 俺がモデルをした写真が販売されていた。


 周りにすぐにバレた。


 バレたけど、皆気づかないふりをするタイプのひと。


 なんでかって?


 カテゴリーがおかしい。


 つまり棚の並びだ。


 俺はそんなことに使われるつもりはなかったし、知らなかったぞ。


 俺の家から最寄りのブロマイド屋に、そんなカテゴリーなかったぞ。


 なんで男ばっかりが集まるその棚に、俺の写真があるんだ??


 めちゃくちゃニヤニヤして、何も言われない。


 そんなやつを見て、笑い出す女共がいる。


 もういやだと思って、その場から離れた。


 ちょうど店主は留守にしていて、バイトしかいなかった。


「棚並びを変えて欲しい」と言ってみる。


「それはちょっと~・・・う~ん・・・バイトの俺様には、無理。帰って?」


「あれはブロマイドじゃなくて、絵葉書だよ」


「マジで?じゃあ健闘しまーす」



 写真売りには決まりがあって、種類がある。


 壱 美しい綺麗可愛いを前提にしているもの。


 弐 それから雰囲気ものや病的。


 参 性的意味合いやゲテモノ、不細工、になるらしい。



 壱と弐は芸術か美術系のものである決まりで、


 我の家の最寄りのブロマイド屋には「参」に値するものは置いていない。


 「参」の棚を一連ざっと見たが、気分が悪いので早く自宅に帰りたい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ