14話目:なかなかの都会街
キャピックの森あたりから引っ越したのは、両親の都合。
今回はその引っ越した街について少し記述したい。
まず、子供が珍しく中年世代か壮年世代が老人を介護している状態である。
その件でなかなかの都会であり、我と幼馴染は力仕事に珍重されている。
幼馴染は桜色髪で、見た目にそぐわず超健康体である。
各々表現のために活動中であるが、時折連絡を取っている。
この街は文献すら特に手に入らない場所。
若者たちが貴重な資料や文献と共に行方をくらましたらしい。
そこに来て、作家希望の我と結羽希望の幼馴染の存在は重要視されている。
若いうちは苦労を買ってでもしろ、と激励を受けた。
それでアルバイトの斡旋があって、まぁ、充実している。
その件で性的な記述までしてある文献を書いてくれと街の者達から依頼があった。
文献を作ると金になるので、悪い話ではない。
合意のうえなら性相手の容姿の特徴を書いてもいい『書』が作れるので、
作家志望の我にはまたとない機会と依頼かもしれない。
それを話すと、自分も文献を作るよ、と、幼馴染が言った。
なかなか書きたまったら見せ合いをしよう、と約束してある。
向こうの方は結羽としてのを下積みをおもに書いているらしい。
『チョウのカルテ雑記』と題名をつけられたその書には、充分価値があると思う。
この文献の題名をどうするかなぁ、と思うに、まぁ単純に
『アリアスの雑記帳』でいいだろう、と大雑把に決定する。
結羽を目指す幼馴染みに恥じぬように生きて、書かねば。
幼馴染みがここに記述しておいてくれと言ったので書いておく。
我と桜色髪の幼馴染は、同じ日に同じ女たち合意で初体験をした。
・・・なんでこんなこと書かねばならんのだろう?




