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第79章

「あら、ようやくお帰りのようだね。それにしても皆さんお疲れ様だったねぇ。」





ドラゴンちゃんヒロトに乗って帰ってきた元精神科医ナリミーと元自宅警備員ハイジが上空から舞い降りて豪華客船の甲板の上に「ドスンッ!」と穴を開けんばかりに尻から墜落するや、二人とも海に落ちんばかりにフッ飛んだ!







傍にウメ婆さんが近付いて船内のリストランテへと案内する。







「それにしても私達は一体何処へ向かおうとしているのかねぇ。


王家に召喚された挙げ句にログアウトの為に私達はできるだけバトルを避けて王家へと向かっているのだが、本当にこの世界には王家は存在するのかね。


仙人フォーだってたまたま前に辿りつけたという結局知らないも同然だったし……」







ウメ婆さんが船内のリストランテへ案内し、ナリミーとハイジは席に着く。






窓からの景色が一変する中、ナリミーが重要な疑問を口にする。







「ウメ婆さん、私たちはこの異世界で王家を目指しているけれど、その理由や目的が何なのか、それを探るべきなのかどうか分からないんです。」








ウメ婆さんは静かに微笑む。







「王家へ向かう理由がわからないのね。それは以前の世界に戻れると思ったら大間違いだよ!


 別の未知の世界にログインしてしまうようなものでしょう?」





ナリミーは思案深げにうなずく。





「そうなんです。私たちはここで、しかも王家に行くことになったのに、その目的を知らないまま…」





ハイジも口を挟む。





「ナリミーの言うことが分かるわ。私たちがここにいる理由、そしてログアウトする方法についての情報があまりないのも気になる。」







ウメ婆さんは両手を組んで微笑む。






「王家への召喚はその世界の秩序を保つための何かしらの目的があるのかもしれません。


また、ログアウト方法については、ある程度の冒険や学びの過程が必要かもしれませんよ。」






ナリミーとハイジは深く考え込む。 その時、船内の案内放送が流れた。 







「王家への道は、勇者の試練を乗り越えることでのみ開かれると伝えられています。」






二人は困惑しながらも、新たな旅路への決意を固める。






ログアウトへの鍵が王家にあるのなら、彼らは王家を目指し、未知の挑戦に立ち向かう覚悟を決めたのだった。











///to be continued!!!☆☆☆

 



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