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第76章

閃光に包まれながら天へ天へと上昇する豪華客船の中では、詐欺師的なフランク伯爵に言いくるめられていたウメ婆さんがエリアナからの助言で何とかこの豪華客船から脱出する術を探していた。







「これは、一体アタシ達を何処へ連れて行こうとしとるんじやろねぇ!このまま上昇し続けたら酸欠で倒れてしまうよぅ!」







するとエリアナは何か秘策がある様な笑みを浮かべる。








「ウメ婆さん、大丈夫よ。これはフランクが王家への航路を黒魔術か何かで魔石に念じたのよ。


しかしね、私は王家の血筋ですから、フランクの黒魔術よりもよっぽど強力なコントロールが可能なのですよ。今から遠隔操作してみちゃいますねっ!」








何だか魔石操作が大好きそうなエリアナが呪文を唱え始める。







すると何と言う事でしょう、何故か閃光が弱まり、海面めがけてゆっくりと下降し始めるのだった〜〜〜〜








ウメ婆さんはエリアナの言葉に安心しきり、船がゆっくりと下降する様子を見ながら言った。







「エリアナちゃん、お前が助けてくれて本当に良かったわ。でも、なぜフランクがこんなことをするのかしら?」







 エリアナは真剣な表情で答えた。








「ウメ婆さん、彼は王家の秘密を狙っているの。

 私たちをここから脱出させるのは良いけれど、その後も彼の策略には気をつけないといけないわ。」








 船が安全な高度に降り立つと、エリアナは船を操って王家の居城へ向かうことを決断した。







「私たちも彼の目的を阻止しなくてはならないわ。王家の血筋として、私にはその責任があるの。」








ウメ婆さんは頷きながら云うのだった。








「分かったわ、エリアナちゃん。私も手伝うわよ。王家の秘密は守らなくちゃいけないものだものね。」








 二人は力を合わせ、王家への航路をフランクの手から取り戻すべく冒険の旅に身を投じた。









 ウメ婆さんたちの前に立ちはだかる数々の試練や仕掛け、そして王家の歴史に潜む謎に立ち向かいながら、彼女たちは絆を深め、最終的に果たして王家の安全を守ることができるのだろうか。











///to be continued!!!☆☆☆





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