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第53章

 フランクはやっとのことで仙人フォー達の居るトミマロアイランドにたどり着いたのだった〜〜〜





もちろん彼の目的は新たなる旅路を目指すフォー達ドアーフの邪魔をすること。





フランクは変装もバッチリ、まずはこの島の酋長に成り代わるため酋長を匿う計画を企てたのだったーーーー





フランクはトミマロアイランドにたどり着いた直後、島の美しい自然と神秘的な雰囲気に圧倒されました。





新たなる目的をたつせいすべく、仙人フォー達ドアーフの邪魔をする必要があると心に決めていたフランクは、まずは酋長に成り代わることを計画しました。





フランクは島を探索しながら、トミマロアイランドの酋長がどんな人物なのかを知るため、綿密な情報収集を開始しました。





 島の住民と交流を重ねるうちに、酋長は島全体の平和を守り、自然と調和した暮らしを大切にする賢明な指導者であることが分かりました。





ある日フランクは偶然にも酋長が重要な儀式に参加すると聞きつけます。





 儀式の間フランクはどこで覚えたのか変装の腕を駆使し酋長の姿に化けました。





 見た目だけでなく、酋長の話し方や行動まで念入りに学んでいたおかげで、周囲の住民はフランクを酋長だと疑うことなく受け入れました。





フランクは酋長としての日々を過ごす中で島の文化や風習にも深く関わるようになりました。





 彼は住民たちとの触れ合いを通じて彼らの喜びや悩み、願いごとを聞き出すと、島の大切な存在として認められるようになりました。






一方、仙人フォー達ドアーフはトミマロアイランドに近づいてきたことに気付き、フランクが酋長に成り代わったこともとっくに察知していましたーーーー





 彼らはフランクの目的を阻止し、島の秩序を守るために動き始めたのでした。





フランクは仙人フォー達ドアーフの接近を感じ取りながらも、自分の正体を隠し続けました。





 そして、酋長としての地位を利用し、住民たちと協力して島を守る方法を考えました。





 仙人フォー達ドアーフが島の侵略を画策していると告げ、住民たちに島の武装を呼びかけました。





 フランクは住民たちと共に島の自然の力を最大限に活用し、トラップや防御策を練りながら、仙人フォー達ドアーフとの対決に備えました。





 元自宅警備員ハイジと元精神科医ナリミーが何やらヒソヒソと話す。





「フランクの目的は何なんでしょうね?さては僕らの邪魔をするだけとも思えないが…きっとブランクの根城のノイシュバンシュタイン城で奴隷としてこき使うつもりなんですよね。」





ナリミーの話にハイジが返答する。





「そうですかねぇ〜、そもそもこのVRツアーのためにわざわざ僕らを召喚した王様からすれば、こちらの世界の悪の枢軸フランク卿の制圧が僕らの使命だったし、その暁に王家にたどり着くとご褒美としてゲームオーバーして元の世界にログアウトできる筈何だから…」





「ならばフランクの本当の目的は何でしょうか?」





「へ?ソレは〜、言えなうぃっ。」






「おや、さては何か私に隠し事でもなさってはおりませぬか?」





「いいえ、別に。」





「う〜ん、変ですねぇ…もしやハイジ君はフランクと何やら取引されたのでは?」





「ん、そ、ソレは言えない。」





「ほらぁ、図星だ!じゃ、皆には黙っててあげるから私にも分け前を寄越しなさい。」





「は?あげな〜い。てか、貰ってないもん。」





「ほ〜ら、もうバレバレぇ〜っ!じゃあ何かい、君の手に持っている〜そのトランシーバーは何につかつているのですくわぁ〜っ。」





「むむっ、バレたな…コレはね、実はぁ〜、フランクとのスパイ活動用で〜、アナタとの会話は全て垂れ流しでして〜、あ、フランクさん?そうです、バレました。え、攻撃を開始ですかぁ〜?な、なんですとぅ〜っ!」





 二人の様子を傍らで見ていたキャピキャピなウメ婆さんが、その話を聞いた途端に時が停まったのだろう、口をポカンと開けたままヨダレを垂れ流すのだった〜〜〜





 まるでホラー作品なウメ婆さんにおびえる二人は、逆にカタカタと震えだすっ!






 ソンナコンナでついにフランクお楽しみのドアーフ達の襲撃が始まる日がやってきたのでした。





 激しい戦いが繰り広げられる中、フランクはニセ酋長として住民たちを指揮し、島の乗っ取りに成功します。





 仙人フォー達ドアーフは一旦島を去り、トミマロアイランドは再び平和な日々を取り戻したようにみえました。





しかしトミマロアイランドの住民も酋長扮するフランクの言動がオカシイのに気付かされました。





 遂に無事生還した本当の酋長が皆の前に現れるや、何とか酋長の恩義で火炙りの刑を免れたフランクは、とうとう島流しの刑に処せられたのでした。





「あれッ、アソコにプカプカ浮かんでいるイカダに縛られてるの、もしかしてフランクじゃない?エッ、ヤダァ〜ッ、しかも素っ裸よ〜っ!」






 元キャバ嬢キャンと元CAリンリン、未だピチピチギャルな仙人フォーの三人娘達がドラゴンちゃんに乗って空からあわれなフランクを指さして爆笑するのだった〜〜〜〜







to be continued!!☆☆☆/〜〜〜








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