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第145章

ー*ーー*ーー*ーー



 クレソン女史そっくりのマドレーヌは仙人フォーを丘の上のロッジへと向かい入れるのでした。その厳かでかつ瀟洒なロッジは何世代にも渡って手入れされていた様子であり、イングリッシュ風ガーデンには花々がこの世のものとも思えない夢なような美しい手入れで咲き乱れているのでした。ロッジのエントランスまで辿り着くとコンシェルジュか2人を向かい入れるのでしたーーー



コンシェルジュ「おかえりなさいませ、マドレーヌ様。それとこちらのお方は……」


マドレーヌ「あのね、この方砂浜で困っておりましたので、今夜はこちらで休んで貰おうと思いましてお連れしましたの。何故か私のことを旧知の方と似ているとか仰って……」


コンシェルジュ「そうでしたかそれはそれは。でしたら別のお部屋を早速準備致しましょう。」



コンシェルジュは二人をロビーまて招き入れると部屋の準備にあたる。マドレーヌはロビーの窓際のソファー席に仙人フォーを案内すると何やら用事を済ませてくると言い残して自分の部屋へと小走りに向かう。そして部屋に入るやどうしたというのでしょう、急かされるかのように早速VRコントローラーで誰かと交信を始めるのでしたーーー



マドレーヌ「アーアー、こちらクレソン、クレソン。予定どうり何とかこちらのリープへの転移が成功してフォーか来られたわ。ところでフランク、その後はどのように調理なさるの?」


フランク伯爵「おう、奴がおいでになったか!な、言ったろ、アイツはお前の言うような我慢など出来ずに直ぐにあの玉手箱を開けてしまうとね。ワシはアイツとは昔からの幼馴染みたいなもんだからよくわかっては居たが、まさかこんなに早く来るとはせっかちにも程がある、ハハッ!では君への指令の続きだが、もう一つ芝居を打ってほしい。マドレーヌになりすましたままフォーを食事に誘い出して、こちらはログアウトが失敗して転移された別のタイムリープ先だと説明して、彼がワシに対してどのような心境でいるのかを聞き出して欲しいのじゃ。出来るかい?」





ー***〜〜〜



元精神科医ナリミー「おい皆んな、今のクレソンとフランク伯爵の会話の内容をVRで確認したよな?どうやら仙人フォーは彼らにおびき寄せられたようだ。これは一体何を意味しているのであろう〜〜」


ウメ婆さん「そうじゃな、まぁフランク伯爵のことジャからまた悪い虫がうずいて仙人フォーを利用して懐を肥やそうとでもしているのじゃろう。そうなると仙人フォーのことが心配じゃ。宗谷や、お前の権力を行使して何とかあちらへ行く術はないじゃろうか?」


王様☆宗谷「そう申されましてもお祖母様、私の白魔術だけではタイムリープ先の特定までは厳しいと思われまして……そうだ、ジョーなら何とかできるかも。」


ナリミー「でしたら早速皆でジョーを探しに参りましょう。そうと決まれば皆さんも急いで支度なさってください!」



ナリミーの一声て言われるがままにドワーフの一行はドラゴンちゃん達を呼び寄せて自分達の荷物をくくりつけてゆくのでした。



元自衛官ソルジャー「だけどさぁ、ウメ婆さん何だってそんなに仙人フォーの心配ばかりするのかな。もしかしてフォーに気があったりして?」


キャン「ハイハ〜イ、私だってと〜っくに知ってたわよッピ!だけどさっきの表情から察すると相当ゾッコンなのよね〜ッ、年甲斐もなくねッピリピーッ!」


元自宅警備員ハイジ「そんな事は皆さんもうとっくにお気づきですよ。ソルジャーっていつまで経っても鈍感だな。しかし何故クレソン女史はフランク伯爵に従って仙人フォーをどこぞの世界へすっ飛ばしてしまったのかが謎だ。」


ナリミー「どうやらクレソン女史はフランク伯爵に白魔術をかけられてしまっているに違いありません。ですがそちらの分野に関してはよっぽど仙人フォーさんのほうが上手ではありますからね。あまり心配は要らないのでは?」



 一行がそんなこんなで話し込む中、いよいよ夜空の流星の如くドラゴンちゃんヒロトが登場し舞い降りてくる。次々と舞い降りるドラゴンちゃんは王様☆宗谷のネットワークを活用した予想をVRコントローラーで受信したウメ婆さんの指示のもと、タイムリープ先へと向かうのであったーーーー






///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜





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