説明と出発
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「やぁやぁ君達が光くんの親御さん達だね?因みに貴方達は神様の事を信じてくれてる?」
「ああ通帳の1億円なんて見たら流石に信じるしかない柚ノさんもそうだよな?」
「はい私も務さんと同じで1億円で信じますしコーラでも信じれます」
「よかったよ〜また何か作ってもよかったけど時間が節約できるならこっちも助かるよ!じゃあ早速ルールと椎名ちゃんが何故消えたのかを話そうか」
椎名の名前が出た時家族達は息を呑んだのがわかった神様と名乗る人物は少し考えて語り出した
「やっぱ椎名ちゃんの話を先にしようか椎名ちゃんはね、あの時2階の窓から落ちて死んでしまう運命だったんだよ…けどね別の世界の神様がそのタイミングで自分の世界の勇者に任命して勝手に転移させちゃったんだ、で椎名ちゃんは今別の世界で勇者をやっていて今この瞬間も戦っているだ」
「椎名が2階の窓から落ちて死んでた…?な、なにを言ってるんだ俺達はかくれんぼをしようとしてただけだぞ…なのに2階の窓から落ちてた?やっぱり信じらないよ!母さん父さん!」
光は声を荒げるが両親達は「はっ」とした後ある話を光にしだした
「光はまだ小さくてあまり理解しないから話てなかったけどね…椎名の足跡はベランダで途切れてたのよ…」
「光くん親御さん達の言う通りなんだよ…椎名ちゃんはベランダに隠れて強風で飛ばされて屋根に引っかかってた髪留めを取ろうとして落ちる運命だったんだ…けどベランダに出た瞬間、別世界の神様に君がこの後くる空間に転移させられ助けた代償にその世界の勇者にされてしまったんだ。
ここまでが椎名ちゃんの話、次は転移後と椎名ちゃんを救う道順を話すよ」
光は余計になら男の自分が代わりに連れていけと言う思いが爆発しそうになったが救う手段があると考え冷静になった
「まず1、転移後はこの世界との連絡なんて出来ない自由に帰れない僕もあまりサポートが出来ない
その2、いきなり椎名ちゃんの世界には行けないと言うか行かせないよ椎名ちゃんの世界は本来神様7人が力を与えてなんとか敵を倒すのがやっとの世界なんだ、だからまず君には6個の世界で力を継承してきて欲しいんだ」
「よくある漫画とかみたいに強い武器や防具スキルとかは貰えないのか?」
「あげたいのは山々なんだけど君にあげれるのは7個の世界の言葉がわかる能力と椎名ちゃんが考えて僕が作った能力1番便利なセーブ&ロードと最近作った特殊な能力の3つになるよ
因み最後の能力は発動する瞬間が特殊だから発動したらすぐわかるよ」
「わかった…けどそんな戦闘力0みたいな能力で6個の世界を救ったあと椎名が居る世界を救えるのか?」
「普通なら絶対無理だけど6個の世界を渡る理由が能力獲得の為なんだ、1つの世界を毎に救った後かならずアイテム的なのが貰えるからそのアイテムを砕いてほしいんだ、そうすればそのアイテムに宿っている力が手に入って最後の世界で椎名ちゃんを超える強さになっているはずだよ
以上が転移後の説明だよ」
務が険しい顔をしながら神様に提案をする
「転移とやらは1人しか出来ないのか?」
「うん申し訳ないけど1人しか出来ないんだ20歳以上だと記憶のページに介入しちゃうと脳が破裂してしまうんだ」
「そうか…光…行けそうか?無理なら無理と言っても構わないぞ?」
「大丈夫だよ父さん、椎名を助けてこの世界に必ず椎名と一緒に帰ってくるよ」
「光くん本当にいいんだね?はっきり言ってかなり厳しいと思うけど本当にいいんだね?」
「ああ大丈夫だ、なんなら今すぐにでも転移をしてくれ、なにせとんでもないくらい時間がかかりそうだからな」
「わかったよ光くん今すぐに転移出来るようにするよ、最後の会話になるかもしれないからしっかり話をしてから僕に電話をかけてね?それじゃ10分後に電話がなかったらキャンセルって事にするからちゃんとかけてね」
そう言って神様と自分を呼ぶ人物は電話を切った
「それじゃあ務さん少し早い朝ごはんを準備しますか」
「そうだな柚ノさん」
もしかしたら最後になるかもと悲惨な考えをもたず光、務、柚ノ達は朝ごはんを食べ椎名居た時の楽しかった話をして丁度10分後に電話をするのであった
「それじゃ光くん第1の世界に行こうか、因みに能力は転移完了時に付与されるのと転移時に世界毎に合わせた服装に切り替わる魔法の洋服を僕からプレゼントするよ」
「ありがとう神様…それじゃあ始めてくれ」
「光!もし辛くなっても父さんと母さんはお前の帰りを絶対待ってるから決して諦めるんじゃないぞ!!」
「うんわかったよ父さん母さん…それじゃいってきます!」
こうして光は第1の世界に旅立った…
次回は短い神様側の話になります