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それがはじまり
自殺願望をもつ主人公が体験する恐怖の物語です。
一部残酷な表現が含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします。
私には自殺願望がある。
死にたい死にたいと毎日考えているが、良い方法が思いつかない。確実にそして残酷に死にたかった。
誰か自分を殺してくれないだろうか?と考えた末に、自分で自分を殺せたらいいのにと単純に思った。
それが全ての始まりだった。
自分なら自分を確実にかつ残酷に殺してくれるだろう。いや、殺すに違いない。そんな自信があった。
自分なら自分をどうやって殺すだろう。できるだけ一撃で楽に殺して、そのあとバラバラに切り刻んで大嫌いな家族の住むこの家を自分の死体でデコレーションして血に染めてやりたい。その考えを軸に脳内でシミュレーションを繰り返す、そんな毎日が続くようになった。
とりあえず書き始めました。よろしくお願いします。