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新たな仲間が増えました。
「キー……」
ヘンリーは声を上げそうになる。
そう、本来なら知る筈も無い人物なのだ。
だが、キーレンは違う意味で驚いていた。
「ヘルグラム様……」
ヘンリーを見てキーレンは呟く。
昔の知り合いにとても良く似ていたから。
「二人、知り合いじゃないわよね……?」
二人のリアクションに、アンリエッタは問う。
「初見です」
ヘンリーはいつもの様に答える。
「僕もです。只、知り合いによく似ていただけです」
知り合い、それは自分の事だ。
ヘンリーは心の中で思った。
「で、君もついて来るのかい?」
ヘンリーはキーレンに問う。
「勿論」
キーレンは頷き言った。
「この場所から離れてもいいのかい?」
ヘンリーは更に問う。
「構いません。皆さんについて行くと決めました」
キーレンの意志は固かった。
「仕方ない。君、全てわかってついて来るんだね」
「はい、……お兄様」
キーレンは返事した後名前を呼べず困る。
「ハンクだよ」
「ハンク様……」
ヘンリーに様をつける。
それは、懐かしさだけじゃない。
直感でそう感じたからだった。
「じゃあ、行こうか」
その合図で全員魔法陣に乗る。
ヘンリーが魔法を唱えると、文字に光が灯る。
そして次の瞬間、4人は消えた。




