なろうで過ごす2回目の7月7日にて
これは私の思うことを書いた、ひとりごとです。
あの空の上のどこかで、
「まだこっちに来るのは早いよ」
そう言っている気もします。
それとも、この空の下のどこかで、
「わたしはまだまだ生きていたいから」
と言っているかも知れません。
みなさまの御心が少しでも安らぎますように…
今日は七夕。
いつも七夕は、私にとって、
ちょっと特別で――
少しだけ、心の奥に引っかかる思い出がある。
そんな今年の、
二日前の七月五日に、
大きな地震が来るって、
そんな話がどこからともなく広まって
「大丈夫だよ、何も起きないよ」って、
みんなに平気な顔をした私は、
私の不安をみんなに隠して、
家にある避難セットを枕元に置いていた。
――結局、何も起こらなかった。
「よかったね」って、
みんながほっとしたように言っていたけど、
私は、なんだか言葉にできない気持ちを抱えていた。
はっきりと説明するのは難しいけれど、
たぶん私の中で、いろんなことが重なってしまったんだと思う。
あの子とお別れした日が近かったから?
生きて不安をかかえるよりも、
いっそのこと、すべてを手放して
ホッとしたかったのかも知れない。
もう何年も経っているのに、おかしいね?
でも、今、大きな災害が起きなくても、
遠く離れた南のほうでは、
何度も地震が起きたり、火山が噴いたりして、
安心して眠ることすら難しい日々を過ごしている人がいる。
避難生活を続ける方、
猛暑の中でエアコンのない部屋にいるお年寄り、
物価の高騰で食費を削って暮らす親子、
介護や看病で夜も眠れない人、
誰にも頼れず、不安と一人で向き合っている若者――
「大丈夫だったね」と言える私と、
「大丈夫じゃない」と今も苦しんでいる誰か。
そのどちらも、確かにここに生きている。
そんな中で思い出すのが、
去年、この「なろう」で、
あなたのことを書いてみたこと。
書いていいのか迷ったけど、
読んでくれた人たちは、
やさしい言葉をたくさん返してくれたよ。
あたたかい気持ちに包まれて、少しだけ心が軽くなった。
ここで出会った人たちの中には、
いつの間にか「退会済み」と
赤字になっている方もいて。
顔も知らないのに、どうしてだろう、
やっぱり、静かに寂しさを感じてしまう。
あなたと同じように、何かが私の中に残っているからかな?
だからこそ、今夜は、
その寂しさも、不安も、覚えていながら、
それでも願ってみたいと思うんです。
――どうか、明日がやさしい日でありますように。
――だれかが笑えますように。
――涙のあとの夜に、そっと光が差しますように。
今夜は、そんな願いを星に託します。
見えなくても、きっと、届くと信じて。
(*人´ω`*)
短冊に願いごとを書いたのなんて、いつぶりだろう?
どうか、みなさまの日々に幸せが訪れますように・・(人•͈ᴗ•͈)