辺境伯、新皇帝に選出される
ヴィルヘルム4世(フリードリヒ=ヴィルヘルム):前プロイセン辺境伯、神聖ローマ帝国皇帝
フェルディナント=フランツ:ボヘミア王
アレクセイ・ロマノフ:ロシア帝国皇帝
ヴィクトリア3世:イングランド女王
神聖ローマ帝国皇太子にしてプロイセン辺境伯 フリードリヒ=ヴィルヘルム閣下、新皇帝へ選出。
昨日、決選投票が行われた皇帝選挙において、神聖ローマ帝国皇太子にしてプロイセン辺境伯 フリードリヒ=ヴィルヘルム殿下が53%の得票を集めて新皇帝へ選出されたことが選帝侯協議会から発表された。
敗北したボヘミア王 フェルディナント=フランツ陛下は、「新皇帝ヴィルヘルム4世の治世に神の恩寵があらんことを」との声明を発した。
ロシア帝国、イングランド王国からはそれぞれ、アレクセイ・ロマノフ皇帝とヴィクトリア3世女王の名義で祝電が届いたほか、フランス王国、オスマン帝国からも外務大臣名義で祝電が届いた。
ヴィルヘルム殿下は強硬派で知られており、「キリスト教的価値観の尊重」、「強い帝国の復活」、「日の当たる場所の再獲得」を主張して保守派選帝侯から支持を集めた一方、先の大戦で敗北したフランス=オスマン同盟への復讐と東アジア人への差別意識が革新貴族や自由民主党関係者から懸念されている。
ロミッシュ・ナイツァイト紙編集部