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第11話 説明回1

単なる説明回ですよ?


長いからとか興味ないからと、読み飛ばしたら、後で読み返せばいいかも?

別に全部読まなくても、斜め読みでも良いのでは?

妄想垂れ流しで、まとまりがない設定集みたいなのかな?

取り敢えず今の時点で、ティちゃんが学んだのはこんな感じかな?



歴史について


エスト王国の歴史はだいたい1000年くらい前からあり、大陸西側に有った都市国家が元。

都市が大きくなって人口が増えていくと、都市間の交流も増えたり、都市国家間のいざこざが起きたりするし、大きな盗賊団や魔獣による被害もあったから、都市国家連合を作って問題に対処していた。


大陸中央で平原人至上主義の国家が誕生し、周辺国に対して侵略を行って、やがてヒューマ帝国と名乗り、巨大な版図を手に入れていた。


ちなみにヒューマというのは平原人の呼び方だ。


その侵略の矛先が、大陸西側に向いた時に、都市国家連合は最初は切り崩されていたが、平原人至上主義を掲げるヒューマ帝国に対し、平原人以外の種族が結束を始め、中央から逃れてきたそれらを受け入れたのが、現在のエスト王国だ。


平原人以外の種族は大まかに、獣人・山人・森人なんて呼ばれていて、森人はエルフっぽい何か。山人はドワーフっぽい何かだ。他にも色々な種族が居るけど、基本的に各種族ごとで暮らしていて、ごく少数が外に出ている。

各種族は平原人とは近縁種ではなく、収斂進化の結果なので、ハーフは絶対に生まれない。


話を帝国に戻して。

戦争は激しかったそうだが、多種族国家となったエスト王国は、次第に押し返し始めていた。単一種族のほうがまとまりが有るけど、多種族の方が戦略に幅ができて、有利に戦えたからだ。


そんな時に大陸北の遊牧民族をまとめた、異世界転生した騎馬人の王が、1年でヒューマ帝国を滅ぼした。騎馬人とは元の世界で言うケンタウロス族だそうで、王自身は平原人だったそうだ。

エスト王国にかなりの戦力を振っていたのと、騎馬人の軽騎兵による奇襲から、重騎士による突撃戦法で、あっという間に前線崩壊。その後も機動力の差から、気付いたら帝都が陥落していましたとさ。


騎馬人の王は帝国を滅ぼした後、帝国の領土を治めること無く北に帰ったそうだ。

騎馬人はそもそも街に住んで喜ぶ種族じゃないし、帝国を滅ぼしたと言っても、真っ直ぐ帝都を落として、皇帝一族と貴族をあらかた殺しただけだから、統治することなんて出来なかったからだ。


騎馬人の王はその後、自分の好きなように生きるために、現在までつながる総合ギルドを作った。


もともと都市国家の力が強く、国というまで大きな勢力が無かった世界なので、都市国家ごとに、商人・狩人・傭兵・魔法・錬金・薬師等、様々なギルドが存在していたのを、全部まとめてギルドに一本化し、各都市毎に違ったものも統一したそうだ。

裏では暗殺ギルドや盗賊ギルドみたいなのも合流させているけど、未だに一部のギルドは、総合ギルドに参加してないのも有る。だけどそういったギルドの人間も、掛け持ちで総合ギルドに参加していたりする。


現在もどこかで生きていて、どこかに有るギルド本部の本部長を務めている、元王の名はクロウというらしい。…まさかね…


近年は人が住む領域が増えたのと、人が住む場所に適応した魔物が増えたため、戦争しているよりも人が住む場所を守る方に力を入れている。ダンジョンも有るため気が抜けない。





魔法について


この世界の魔法は、技術の一つとされていて、誰でも使うことが出来るけど、ちゃんと学ばないと使えない。


魔力は魂から出るエネルギーで、それを意思の力でコントロールするのが魔法だけど、身体強化は魔力をそのまま纏うだけだから、厳密には魔法とはちょっと違う。


個人の属性とかはなくて、イメージ力と意志力で発動できる。


難易度ごとに区分けされていて、生活魔法・初級魔法・中級魔法・上級魔法になっている。


生活魔法は魔力の使用量も少なく、コントロールも容易なもの。

飲水 コップいっぱいの水が出る

財布 だいたい1リットル位の収納

手当 救急箱がある感じ。怪我は止血して薄皮がのるくらい。病気の症状も抑える

洗浄 服や体を洗える

種火 ライター位の火が出る

涼風 涼しい風が出る

灯火 豆電球位の明かりが出る

ちなみに難しい順になっている。エネルギーからものを作るのは大変で、空間認識が次に難しい。全部は無理でも種火までは誰でも出来る程度。洗浄から先はかなり難しい。

種火までが交差跳びくらいで、洗浄が二重跳び?


初級魔法は発展形で難易度は一気に上がり、ここから先は学ばないと無理。

すでにある物のコントロールなんかも増えて、畑耕したり穴ほったりもここから。

空間認識も此処から先は難易度が激上がりしてる。

戦闘用なら個人から数人程度の威力。


中級魔法が使えると、取り敢えずどこでも雇ってもらえるレベル。

定形の魔法が有るのはここまで、アレンジ魔法もたくさんあるけど、その辺は各家の秘伝扱いに。

戦闘用なら10人以上に影響を与える威力


上級魔法は家の秘伝とかばかりで、使えるだけで一流の魔法使い認定。

物によるとしか言えないけど、100人以上に影響がある魔法も有る。


エスト王国の場合、建国理由や近年の発展により、魔物被害が多くなっているため、尚武の国になっている。そのため、貴族は強くなければならず、剣術や魔法は嗜みとして、身につけるべき物として推奨されている。


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