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ぼっち王都到着


王都までの道のりは子供であればとても耐えれるもので無いが、まぁ普通じゃ無い俺は数日かけてたどり着くことができた。


この国、アストール王国は初代アストール王がこの国を建国してから500年続く大国である。その為、王都は周りを大きな壁に囲まれ周りに堀があり、とても強固に守られている。



王都は防犯の面から夜に入る事は出来ないが着いた時は朝だった為、すぐさま手続きが出来た。手続きに関しては保護者である孤児院の院長の手紙を見せ、門番の検査と金を渡す事で入ることができた。ただ予想よりも多くの金を取られた為、孤児院の院長がくれた金は殆ど無くなり、1週間の滞在費分しか残っていない。


金が素寒貧になってしまった俺は小さな子供でも仕事の依頼があるギルドに向かった。


道すがら周りの人たちにギルドの場所を聞きながらどうにかたどり着けた。ギルドはとても大きくかなり目立つ様に建っていた。


ドアを開けギルドに入るととても強いアルコールの匂いを感じた。加えて多くの視線も。周りからの視線からは子供が来る場所じゃねぇと言ってる様にも感じたが、それを無視して受付に向かった。


「ギルド登録をしに来ました。」

受付嬢に何かを言われる前にさっさと要件を話した。

「ギルド登録ですね、ではこの用紙に必要事項をお書き下さい。」

流石にプロの為か驚きもせず淡々とこなしていた。

紙には名前や年齢に動機、そして現在住んでいる場所若しくは現在泊まっている場所についての質問が書かれていた。


名前は孤児院で与えられ前世と同じルークの名前をかき、自分が10歳であること、金を稼ぎに来たこと、そして住所不定である事を書いた。


受付嬢はその紙を受け取ると

「それでは確認させていただきます。……住所不定というのはどういう事でしょうか?」

「そのままの意味です。、今日王都にやって来て、 そのままギルドに来ました。だから何処にも泊まっているわけではないです。何か問題が?」

「いえ、ギルド員の中には国々を回る方もいらっしゃいますので住所不定の方でも大丈夫なのですが、住所が不定であるのならその身を証明するものを提示しなければならないのです。」

「それはこれでもいいですか?」

俺は懐から先ほど門番にも見せた手紙を差し出した。

「はい、確認いたしました。それではギルドについて説明をさせていただきます。

まずギルドにはSSから始まりS.A.B.C.D.Eとそれぞれのランクに分けられています。ギルドに登録された方はまずEランクから始めていただきます。ランクを上げるには依頼をこなし、ランクアップ試験に合格されますとランクが上がります。


次に依頼についてです。依頼にもランクづけがあり、依頼を受けるにはそのランクと同じか高い方が受けることが出来ます。失敗すれば違約金を支払う事になり、何度も繰り返すのならランクを下げ、最悪の場合ギルドから除名とさせていただきます。ただ、依頼に不備があり、それ故失敗になった場合に関しては違約金といったペナルティーは発生しません。以上で説明を終えますが何かご質問はありますか?」


「いえ、特にはありません。そらと今受けれる仕事ってありまか?」


「そうですね、薬草採取の依頼が2件、ペットの散歩が1件、掃除の手伝いが5件、ドブ掃除が3件ですね。」


「じゃあ掃除の手伝い、5件全部受けます。」


「分かりました。手続き行います。そしてこちらがそれぞれの家までの地図となります。」


そうして渡された5枚の地図片手に俺は依頼をこなしていった。


俺は孤独であった魔王時代の経験を遺憾なく発揮し依頼主にべた褒めされ、オマケとして依頼料が少し増えたのであった。


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