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ぼっち転生?

俺は死んだ誰にも看取られず誰からも悲しまれることなく孤独に死んだ…………筈だった。


だが、俺は死んではいなかった。いや、少し語弊があるか。確かに魔王である筈の俺は死んだが、神のいたずらか悪魔の祝福かは分からないが俺は人の子として第二の人生を歩むことになった。


生まれた当初は意識が混濁はしていたが、人として生まれ新たな人生歩めることは理解できていた。なので当初は絶対友達をつくってやると息巻いていたのだが、俺は2年と経たずに孤児院に捨てられていた。


少々驚きはしたが、魔族であった時も親に捨てられていた事を考えると別に深く考えることは無いと思った。それより寧ろ自分と同じ境遇子が集まる孤児院なら直ぐに友達ができるのではと期待していた。


しかしその期待は入所してから一ヶ月も経たずにポッキリと折れてしまった。

成長してから気付いたのだが、俺は子供のフリが上手くなかったのだ。俺は言われた事はなんでも出来て、習ってもいない事も知っていて、挙げ句の果てには魔術すら使えた。

………こんなやつと友達なろうと思う奴居る筈もなかった。


人生初っ端から(友達作り)ハードモードである。


その後もたった1人で過ごして10歳程で孤児院を出て王都に向かった。

孤児院では出来なくても王都に行けば1人くらい作れるのではという思いがあったからだ。



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