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退団選手動向

 新たに来る選手がいれば今季限りでチームを離れる選手がいるのもまたプロフェッショナルの必然である。大連を今季限りで退団した全15選手の現時点における動向をまとめた。新天地での活躍を期待したい。


原克馬投手(34)

福岡出身で台湾の鉱昌大を経て大田に入団、千葉を経て6年前に大連入団。リリーフメインだが先発もこなし重宝された。今季は3試合の登板と不完全燃焼に終わったが吉林に入団が決定。復活を目指す。


北甲大投手(32)

スピードはないものの丁寧なピッチングで相手の打ち気を逸らすのが得意な投手。大型トレードで近堂とともに台南に移籍が決定した。使う場所を選ばないタイプの投手なので新天地でも活躍の機会は多いだろう。


小林孝司投手(25)

独立リーグ新潟から育成枠で入団し、スリークォーターからキレのいいストレートを武器に支配下登録を勝ち取った。しかし一軍では3試合で防御率9.00と通用せず。来季からは独立リーグ新潟に復帰する。


李衛孝投手(28)

191cmの長身から投げ下ろされる最速153キロのストレートは威力十分で将来の先発候補として期待されたが大連では大成せず。しかしチチハルが新たなチャンスを彼に与えた。制球難を克服すれば面白い。


岡田正見投手(27)

伸びやかなストレートと多彩な変化球が武器の左腕。高卒で入団して5年目の終盤、先発で2勝を上げて大器を予感させたがそれ以降は伸び悩んだ。来季からは故郷に近い横浜で打撃投手を務める。


白厳承投手(20)

175cmと身長はやや低いが、どっしりと腰を落とした安定感の高いフォームから質のいいストレートを繰り出す右腕。来季は営口へ武者修行に出る。


鈴木常惟捕手(29)

強肩に定評のある捕手で、長らく大連の2番手3番手捕手として一軍に帯同してきた。今季は金重男の入団や中西ら若手の台頭で一軍出場がほとんどなかった。しかしその実力は捨てがたく京城に拾われた。


近堂貴久内野手(29)

大洋大から即戦力のセカンドとして活躍。一時期不調に陥ったものの今季復活。高い打撃力と堅実な守備が魅力的だった。シーズンオフ、大型トレードで北とともに台南に移籍した。大連としても断腸の思いだった。新天地での更なる飛躍を期待したい。


王長映内野手(24)

ショート守備は超高校級と言われていたが怪我が多くその実力をフルに発揮できなかった。11月下旬に自身のブログで合同トライアウトを受験せず引退すると表明。現在は大連市内の一般企業で働いている模様。


陳久利内野手(23)

大阪から合同トライアウトを経て今季から大連に入団したがアピールできず。今季も合同トライアウトを受験したが声がかからず、現在はハルビン市内にあるIT企業で働いている。長打力は魅力的だったがミートに難があったのが惜しい。


クラウド・ノーリー外野手(36)

まさに万能選手、チーム事情により毎年のようにポジションが変わったがすべてそつなくこなしてきた。今季は衰えを見せたが控えとしてチームを支えた。東洋一を花道に引退して大連の二軍守備走塁コーチに就任した。


カルロス・アンジェロ外野手(28)

シーズン途中に入団し、持ち前のパワフルなプレーでレフトに定着、東洋一に貢献した。球団は契約延長を申し出たが本人にアメリカ球界復帰の意思が固く国際トレードでウィスコンシンに移籍。


高遼二外野手(27)

俊足に堅実な守備力を兼ね備えた外野手。その守備力は大連でもトップとの呼び声も高かった。しかし打撃が足を引っ張りスタメンには定着できず、もっぱら守備要員として起用された。外野手を求めていた光州へ金銭トレードで移籍。


剣持純平外野手(30)

社会人屈指の俊足でポスト三浦修吾の筆頭と言われた。2年目には2番レフトで開幕スタメンに名を連ねるなど期待されていたが怪我で大成できず。来季からは大連の球団職員に就任が決定している。


染恒規外野手(19)

長打力が魅力の外野手。2年目となる来季は白とともに営口へ武者修行に出る。技術全体を磨きたい。

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