表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

吾輩は、干し芋である。

今日は芋だよーヽ(´▽`)/

 吾輩は、干し芋である。

 噛めば噛むほどに甘く、歯にくっつくのである。


 吾輩は主に高齢層に人気というイメージを持たれがちだが、近年では若い衆にも指示され、遂には秋のお茶の間の立役者となっているのである。


 しかし、そんな吾輩にも悩みがあるのである。

 それは吾輩の宿命のライバル、「焼き芋」である。

 焼き芋は歯にくっつくこともなく、一口目から甘い。その上、冷え込んだ手と身体をぽかぽかと温めて、秋と冬の風物詩とさえされている。そう、ド◯えもんのしず◯ちゃんといえば、焼き芋!というのも、吾輩は納得がいかんのだ。なぜ、同じさつまいも出身なのに、ヤツばかり優遇され、吾輩はこんなにも影が薄いのか…ッ!!これは如何に…ッッッ!!

 …。すまぬ。少々、熱くなってしまった。しかし吾輩も、負けてはおらぬのだよ。

 吾輩はそのままでも美味い。しかし、干してあるからこそ栄養価はより凝縮されていて、焼き芋よりも遥かに勝る。その上、トースターでレンチンすることによって甘みが格段に増すのだ。小腹が空いた時に食べれば腹がいい感じに膨れて、ダイエットにもなる。


 どうだ?我も中々負けてはなかろう。


 ふふふ。今晩は吾輩も、中々有意義な話しができた。若い衆よ、そしてそうでない者よ。今日は早く寝たまえ。…なに?もう十分遅いだろ、だって?構わん。明日、早く寝ることを意識すれば良いのだ。

 これは小うるさいことを言いたいのではない。たまには普段と違うことをすれば、何か見えてくるものもある。いいことがあるやもしれぬ。吾輩は、お主の芋生が良いものであることを祈ってるぞ。

芋ー╰(*´︶`*)╯ー芋


ゆっくり休んでね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ